アジアを自由に飛び回るエスニック雑貨屋の面白仕入れ旅日記!

人気のエスニックサンダルはカンボジアのハンドクラフト

ガネーシャ・サボサンダルが出来るまで Vol.5

こちらは実際の作業風景。オバちゃん達の後ろに見えるのが植物の繊維を加工したガネーシャ・サボサンダルのメッシュ部分の原料となります。

ガネーシャサボサンダルの甲のメッシュ部分を編む人達

1メートル程の長さにカットされた繊維を指でこよりながら編み上げて行きます。なのでサボちゃんをよく見ると繊維の継ぎ目があったりします。それは機械ではなく人の手で編まれた証拠でもあります。

辛抱強く編み込むカンボジアの村の人達

この日集まっていた編み手さんは10人程だったでしょうか。高床式の家の下に集まり作業が進んでおりました。良く見て下さい。32本もの糸が垂れているんですよ!それを指先でこよりながら本当に辛抱強く編み込んで行くのです。

ボクも何度も編み方を教わりましたが一長一短で出来るほど簡単ではなくとても複雑な作業でひと目も編むことが出来ませんでした。正に職人技です。

ガネーシャサボサンダルのメッシュ部分の素材

こちらが10メートルの長さに編まれたガネーシャ・サボサンダルのメッシュ部分。熟練の編み手さんでさえ編み上げるのに3日も掛かります。そしてこの10メートルの原料から作ることが出来るサボちゃんは僅かに20足程度。本当にアタマが下がる思いです。気が遠くなります。

ガネーシャサボサンダルを見て微笑む村の人

実際に出来上がったガネーシャ・サボサンダルを手に取ると「こんなに綺麗に出来上がるんだねぇ」と思わず顔もほころびます。

そして自分達が編んでいる原料で作ったサンダルが日本でとても良く売れているのが誇らしいし仕事を貰えることが何よりも嬉しいと言っていました。

現金収入の無いアジアの農村部に仕事を作ることで彼女達の貴重な現金収入となります。例えばそれで子供を学校に通わせたり生活が安定したり。彼女達にとっても願ってもない事なのです。

ボクらが賃金を直接支払うことで中抜きなどの不当な搾取をなくしそれをお買い上げ頂くお客さんにも喜んでもらえボクらもやり甲斐を感じています。

当店ではその笑顔の循環を「スマイルトレード」と名付け企業理念とし関わるすべての人がもっともっと笑顔になれる様に日々努力をしています。

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