そろそろ日も傾き始める時間。電話が鳴った。
「チェンマイにいるならRasta Cafeに顔を出せ。オレのブラザーだ。悪いようにはしないから」
バンコクのチャトチャックマーケットにお店を持つタビーちゃんからです。
彼はタイダイとマリファナマークの老舗を営むナイスガイ。お互い20年選手で古い付き合いになりました。
まぁまぁウマの合うオトコでして時々家にお邪魔して晩飯をオネダリしたりしています(笑)
お互いに「音楽好き」と言う共通項目があって尚の事仲が良いです。
そんなタビーちゃんは最近You Tubeにナイスなレゲエのオリジナルをアップしていたりするのでよろしければ覗いてみて下さい。
早速Rasta Cafe検索してみると間違いなくボクが馴染む雰囲気(笑)
ダメな大人の巣窟っぽいです。
タイのラスタマンとイカれた欧米人で埋め尽くされるであろうライブパーティーが今夜もあるとの事。
行きたい。行って5分で馴染みたい(笑)
この手の欧米人が出入りするような店は英語が通じるのがポイント高し!
だが。しかし。 お天気は北北西の風。風力5。
夜半過ぎにはカミナリを伴う激しい雨となり各地で被害が予想され厳戒体制が必要。
晴れたり曇ったりの体調で中々に辛い状態が続いております。
こう言う店を足がかりにしてその街にのめり込んで行くのが好きなスタイル。
滞在中一度はビールを飲みに足を運び顔を繋ぎたいところ。
タイ語も英語もこういう場所が一番の学校なんです。
ボクはデタラメな英語を多少話しますが全てバックパッカーの聖地と呼ばれるカオサンロードの路上で覚えました。
学生時代はずっと赤点です。はい。もちろんです(笑)
カオサンロードのバーでビールを片手にウロウロしている内に自然と話せるようになりました。
習うより慣れろってそう言うことなんでしょうね。

ここチェンマイはバンコクと違い業者はもちろん宿のボスでさえ簡単な英語も解しなかったりで痺れる街です。
それでもバンコクでタイ語学校に1ヶ月間通った成果なのかカーゴ屋のボスには「ちょっとはタイ語が話せるようになったな。彼女でも出来たか?」とからかわれました。
学校に通いタイ語を学んだ旨を伝えると一様にもれなくタイ人の顔がほころびます。
自国の言葉を学ぼうと必死にカタコトで話す外国人。好感度あがりますよねー!

英語しか話そうとしない毛唐はさっさと自国に帰りやがれ!(言い過ぎだしモウトウと読んでいて今読み方を知りました←
正しくはケトウ。日本語も学ばねば。差別用語らしいので使わない方が良いと思われ)
難なく常用出来る単語は10も増えたでしょうか?そんなレベルです。
それでも大分会話が進む手応え。中々にぐっとでございます。
昨日は「ヘン」と言う単語を覚えました。ホテルのボスがよく使うのです。
たとえば美味しいを意味する「アロイ」 これに否定形のマイを付けて「マイ アロイ」と言うと美味しくない。マズイの意。
その間に昨日覚えたヘンを挟み「マイ ヘン アロイ」と言うと「美味しくないと思うよ」とか「美味しくなさそうに見えるな」そんな意味になるのかな?多分(笑)
こうして匍匐前進の如くひとつひとつ単語を拾い集め咀嚼している内に自然とセンテンスが長くなります。
そうすると会話のキャッチボールが続き語彙も増えて来ます。机にかじりついて教科書を広げるだけが語学学習ではありません。
学ぼうと思えば路上が語学学校になるのです。
(パーサータイ)リアックワーアライ?
(タイ語で)なんて言うの?の意ですがコレも常用のひとつになりました。
英語もそうして路上で覚えて来ました。タイ語もそれに習おうと思います。
もっと話したいとかもっと伝えたい。
そう言う気持ちがないと語学習得は茨の道ですよねぇ。

前出のラスタマン「タビー」ちゃん。
彼の自宅が工房になっていて彼自身がタイダイ染めをしています。
気になるタイダイマルチカバーはこちら>>>
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