実はここ2〜3週間胃腸の調子が悪く体重が86キロから77キロまでガタガタっと音を立てるるように落ちたままチェンマイに入りました。
体重が落ちてスマートになったのは大変に嬉しいことなのですがバイヤーは体力勝負。
飯が食えなくなったらお仕舞いなのですが食えない。
無理して1日一食は米を食べ後は果物で空腹を満たしております。

長期の海外旅行には体調不良が付き物
海外を長期で旅をしているとこういう事はしばしばあってある種の通過儀礼だと思っています。
タイだけではなくネパールやインドも同様で例えばインドは通称「デリー病」と呼ばれる謎の発熱で大体の人が一度は倒れちゃう。
ツアーで一泊200ドルみたいなホテルに泊まる人はまた別ですが(笑)
無菌室のような綺麗な国「日本」からやって来て雑菌にまみれインドの雑菌の洗礼を受けて倒れるんですね。
慌てて病院に駆け駆け込んだところで症状は良くなりません。
体調を崩したらひたすら眠るべし
無理をせず自分の身体の声に耳を傾けゴロンと横になり嵐が過ぎるのを待つごとくひたすら眠り体力を回復させるのが一番。
そう言う時に無理をして動くとツケが2倍にも3倍にも膨らんで返ってくるのは何度も経験済みでございます。
嵐が去り雨が止みお天道様が顔を出し初めてその国の神様が手を差し伸べてくれるような気がしてなりません。
ボクら雑貨屋仕入れ部隊はどこまで行ってもアウェイ戦。
その土地の神様には敬意を払うのが大前提です。

郷に入れば郷に従え
「ゴウニハイレハゴウニシタガエ」とはよく言ったものでその土地のリズムと言うのは確かにあります。
そして日本の時間を持ち込むと日々の暮らしも仕事も途端に詰まるのがアジアと言う土地です。
ここ半年寝込むこともなく日本にいるより身体の調子が良かったのでまぁしゃーなしと言ったところでしょうか。
そしてチェンマイは連日の雨。
時にバケツをひっくり返したような土砂降りに見舞われます。
都市部と違い流しのタクシーやトゥクトゥクが皆無と言っていいのでそうなると移動がしんどい街なのです。
今日も雨振り。
ご飯はなんとか食べられましたがまだ動けません。
窓から見える大きな木に行き交うリスを眺め雨が上がるのをぼんやりと待っています。
全くのんびりした話ですがそれがこの土地のリズムなのかも知れません。

一枚目の画像は一泊450バーツ(約1,500円)のボクが今泊まっている宿。
いわゆる「ゲストハウス」と呼ばれるランクです。中々に渋い宿ですがこの辺が雑貨屋が泊まれる宿のレベルです(泣)
もう少し。
例えば1,000バーツ(約3,400円)倍ほども出すと相当快適な「ホテル」にランクアップします。
それがこちら。覧下さい!憧れます(笑)

一度宿のランクを上げてしまうと下げるのは至難の業。
これは仕入れ旅に限らず日本での日々の暮らしも同様ですね。
当たり前のことですが快適な宿に泊まり経費がかさめば自然と商品の価格にも跳ね返ります。
これはお客さんにとって「快適」ではありません。
なので雑貨屋店主55歳は身の丈にあったゲストハウスで十分でございます(笑)
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