海外を旅するにあたり皆さんが一番心配になるのは英語ではないでしょうか?
結論をズバリ書きますと心配なんかする必要は全くなし!
「簡単な英語が少しでも話せれば更に旅が楽しくなる」
その程度なんですよ!何も心配はいらないのです。
海外を自由に旅するバイヤーの英語レベル

恥ずかしながら英語のテストは学生時代ずっと赤点です。
あまりにも理解が出来ないので順番に指されて答えて行く授業のときはボク飛ばされてました(笑)
実際に日常会話程度の英語が話せるようになったのは30歳を過ぎて初めてパスポートを取って雑貨の仕入れでタイに通うようになってから。
飛行機で食事の際にCAから聞かれる「フィッシュ オア チキン?」が恐怖でしかありませんでした。
英語の日常会話をこなせると言っても本当に中学校1年生レベル。
現在進行系やら過去完了形やらの文法はまるっきり分からないので時系列もメチャクチャなんです。
はい。お恥ずかしながらそれで輸入雑貨屋なんて商売を25年も続けておりますです(笑)
バンコクのカオサンロードが英語の学校

「オマエは良く(英語を)しゃべるなぁ。どこに留学していたんだ?」
タイで仕事をしていると時折仕入先でそんな質問を投げかけられることがあります。
カオサンロードで覚えたんだ。カオサンがボクの大学さ。
そう答えるとタイの人たちは可笑しそうに笑顔を見せてくれます。
実際英語が話せるようになったのはカオサンロードのバーで夜な夜な各国の旅人とヨタ話をしたおかげ。
最初は10分と会話が続かず非常に辛かった記憶があります。
それが30分。1時間。2時間。そして夜通しと時間が伸びていくにつれて自然と話せるようになっていました。
では実際の現場はどうなのか?
ある日のインド仕入れの際のエピソードを書いてみますね!
インド人とチャイ屋でヨタ話

インドのニューデリー。
路地裏のチャイ屋にたまるオヤジ達。
真ん中のオヤジが店主らしいんですけどね。
まぁ誰が客で誰が店の人間が分からないってアジアで良くあるパターン。
喉が乾いたので水を買い店の隅っこに座り込みタバコを一本楽しんでいました。
すると案の定「You Japan?」ぐらいの英語でヘーキで話しかけてくるのです。
オマエは日本人かと。
素晴らしく分かりやすくてシンプルな英語で100点!
だけど学校のテストなら0点←先生は言うでしょう。
ちゃんと習った様に正しい英語で答えなさい。
それは英語ではありませんと。
Are you Japanese?
はい。よく出来ましたと。
街中で誰もそんな些細な文法とか気にしないっての(笑)
本当の正解は英語でコミュニケーションがとれる事。
文法が間違っていようが発音がおかしかろうがこれが100点。
この場合の0点は気おくれしてコミュニケーション出来ずに終わってしまう事です。
現地の人との触れ合い。旅の醍醐味じゃないですか!
ツアーで外国を訪れちゃんと会話したのは日本語が話せる現地の人とガイドさんだけとかどんなに大目に見ても3点←
そんでね。まぁどこ行ってもそんな些細なきっかけでヨタ話が始まる訳でして。
Japan!なんて当たり前に答えると「Tokyo!」「Osaka!」なんつって話が広がらないから正解は「How do you think?(どう思う?)」とか会話が繋がりそうな変化球。
英会話はコールアンドレスポンスの繰り返し

英会話に限ったことではありませんが人との会話ってコールアンドレスポンスですよね?
問があって答えがあって疑問があってと様々な玉のキャッチボール。
グーグル和訳ではこの楽しいキャッチボールのリズムが崩れます。
ボクはのーんびりとタバコの煙が空に溶けていくのを眺めながら現地の人とたわいもない話をする時間がとても好きです。
今日は儲かってるか?とか子供はいるのか?とか昼飯何食った?とかね。
ホントどうでもいい話なんですけどこの手のオヤジ達も暇なもんで中学校の英語の先生が聞いたら叫び声を上げそうなデタラメな英語で会話はどんどん進むの。
そんな時たまに思い出すんですよね。
中学生の三年間。
来る日も来る日も英語の授業が始まる度に全員起立して暗唱させられたヘローから始まるコレ。
How are you?
I’m fine! Thank you. And you?
この会話。皆さんもご記憶にあるであろうお馴染みのフレーズです(笑)
笑い話なのですが海外で具合が悪くなった日本人が医者に行った時にこれやったらしいです。
もちろん「How are you?」って言ったのが医者。
そんで「I’m fine」と応じたのが患者。
アナタはなぜ医者に来たんだ?とこうなります(笑)
条件反射。怖くないですか?
英会話は習うより慣れろ

間違いないです。ボクがそうでしたから。
会話のリズムは国や言語によっても違うし何よりも大事なのは慣れること。
耳で覚えてリズムを掴んで口にすること。
これが何よりも大事。
座学でどんなに単語や文法を詰め込んだところでそれは引き出しにしまってあるだけの無用の長物。
例え英字新聞が読めたところで英会話が出来ない方っているんですよ!
言葉は口にしてキャッチボールを楽しみながらコミュニケーションを取るのが本来の目的です。
英会話を学ぶなら断然オンラインで

英語はカオサンロードで覚えました。
しかしタイという国を相手に仕事をする場合英語だけではなくタイ語が必須です。
特に少数山岳民族と呼ばれるモン族やカレン族といった人達はそれぞれの独自の言語のほかタイ語しか話せない方がほとんどです。
そこでボクはオンラインのタイ語学習で講師とマンツーマンで教えてもらい4ヶ月ほどで簡単な日常会話が出来るようになりました。
英会話に限らずタイ語もそうですがポイントは座学で暗記するのではなく人と話して初めて身につくことを実感しています。
オンラインでの英会話学習はいつでも自宅で手軽に受講できるのも良い点です。
ネイティブが話す基本的な文法や表現を耳で覚えてしまえば自然と話せるようになります。
57歳でタイ語を学び始めて4ヶ月で日常会話が出来るのです。
英語は中学高校と最低6年は学校で習っているのですから基礎があります。
諦めずに是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
海外を旅するにあたり最大の難関とも言える英会話を一度手に入れてしまえば何倍も旅が楽しくなることはバイヤー歴25年のこのボクが保証します。

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