【2026年】カオサン通りの現在|30年住む現地民が教えるリアルな歩き方

カオサン通り(カオサンロード)は、世界中のバックパッカーが集まる「聖地」として知られるバンコクの人気スポット。

この記事では、カオサン通りから徒歩10分に住んで30年、今も毎週歩く現地目線で、2026年のリアルな姿をお伝えします。

夜の雰囲気、アクセス方法、宿泊事情、治安と注意点まで。観光ガイドには載っていない情報も含めて解説します。

この記事で分かること・2026年のカオサン通りは今どうなっているのか
・昼夜で変わる雰囲気と楽しみ方
・アクセス方法と宿泊の選び方
・夜遊びの具体的な過ごし方と予算感
・夜遊びの注意点と防犯対策

 

カオサン通りは今どう?2026年の現在

2026年のカオサンロード

コロナ禍で廃墟のようになったカオサン通りを覚えていますか。

あの頃は「もう終わった」と言う人もいました。

でも今は違います。

欧米の若者、アジアからの観光客、日本人バックパッカー。

みんな戻ってきました。

爆音の音楽に冷えたビール。

屋台の煙、そして甘ったるいマリファナの香り。

カオサン通りは完全に復活しています。

変わったことがあるとすれば、おしゃれなバーやカフェがさらに増えたこと。

昔の猥雑さは少し薄れましたが、「旅人を引き寄せる不思議な磁力」は健在です。

カオサン通りとは?バックパッカーに人気の理由

カオサン通りの昼間の様子

バンコク旧市街の片隅にある、わずか400メートルほどの通りがカオサン通りです。

この短い通りが「旅人の交差点」と呼ばれる理由はシンプル。

ここには旅に必要なものがすべて揃うからです。

・バックパッカー向けの安宿
・屋台とストリートフード
・怪しげな旅行代理店やビザサービス
・夜遅くまで開いているバーとクラブ

到着したばかりの旅人も、次の国に向かう途中の旅人も、必ず一度は足を運ぶ。

カオサン通りはそんな「旅のハブ」

そして何より魅力的なのは、人との出会い。

片言の英語でも十分、旅の情報を交換し合うことができます。

カオサン通りの夜には、国境も文化も超えて「旅人」という共通項だけで繋がれる不思議な力があります。

カオサン通りへの行き方|タクシー・バス・船

カオサン通りは最寄り駅がなく、少し不便な立地です。

ここでは代表的な行き方を紹介します。

タクシー・Grabで行く(一番おすすめ)

一番手軽なのはタクシー。

中心地からなら渋滞がなければ30分ほどで到着し、運賃は200〜300バーツ前後。

ただし運転手によっては遠回りされたり、メーターを使わなかったりすることも。

そんな時に安心なのがGrab。

アプリで事前に料金が分かるので、余計な交渉をせずに済むのが魅力です。

積極的に活用しましょう。

バスで行く(上級者向け)

路線バスもカオサン通りへ行く手段のひとつですが、観光客にはハードルが高め。

車内放送もなく、停留所も分かりづらいので、慣れていないとかなり不安になります。

ただ、地元の人に混じって小銭を握りしめて乗るバス旅は「バンコクに溶け込んだ感覚」が味わえるのも事実。

挑戦するなら、ある程度タイに慣れてからの方が良いです。

船で行く(おすすめの冒険ルート)

個人的に好きなのは船を使う方法。

タクシーより時間が読めるし、ちょっとしたローカル気分が味わえます。

チャオプラヤー川ルート

・BTSサパーンタクシン駅を降りる
・直結のサートーン船着場からエクスプレスボートに乗船
・プラ・アーティット船着場(N13)で下船
・そこから徒歩10分でカオサン通り

エンジン音と川風に包まれ、タイ人たちと肩を並べて船に揺られる。

その瞬間こそ、バンコクの日常に溶け込む体験です。

運河ルート

・サーイセン運河ボートに乗船
・終点のパンファー船着場で下船
・民主記念塔を抜けて徒歩15分でカオサン通り

ボクは仕入れで、カオサン通りからプラトゥナームやボーベー市場に行くときによく使います。

特に最近は、バンコクのあちこちで地下鉄工事をやっていて酷い渋滞。

運河ボートは渋滞知らずの頼れる移動手段になっています。

カオサン通りの夜|旅人で賑わう雰囲気と楽しみ方

カオサン通りの夜のバー

カオサン通りは昼と夜でまるで別の顔を見せます。

夜8時を過ぎると、通りは人で埋め尽くされる。

左右からは爆音の音楽、通りの真ん中では酔っ払いが踊っている。

あちこちの店でビールの瓶が次々と空いていく。

やっぱり夜のカオサン通りは唯一無二です。

何時から盛り上がる?

カオサン通りが最も熱くなるのは20時以降

17〜19時は屋台が並び始め、旅人がビールを片手にのんびり過ごす時間帯。

20時を過ぎると音楽の音量が上がり、通りが人で埋まります。

深夜0時を過ぎてもバーやクラブは朝方まで続くことも。

昼間(10〜17時)はカフェや雑貨屋が開いていて、観光客も多く比較的静か。

夜とは全く別の顔です。

夜遊びの予算感

カオサン通りは観光地価格ですが、それほど高くはありません。

・ビール小瓶(屋台):80〜100バーツ
・ビール大瓶(バー):120〜180バーツ
・カクテル:150〜250バーツ
・屋台のパッタイ:50〜70バーツ

一本路地に入ればローカル価格の店も見つかります。

食べ歩き派は価格差を見比べながら楽しむのがおすすめ。

ビールを3〜4本飲んで屋台で食事をして、1,000バーツあれば十分楽しめます。

カオサン通りの食べ歩き

屋台グルメも夜のカオサン通りの楽しみのひとつ。

パッタイ、揚げ虫、焼き鳥、フルーツシェイク。

変わり種も多く、食べ歩きだけで十分夜を楽しめます。

▶カオサン通りのストリートフードについて詳しくはこちら

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バンコクの屋台

カオサン通りのホテルの選び方

昔のカオサンの宿泊は、安宿一択でした。1泊200円でファンだけの部屋、シャワーとトイレは共同。

ところが今は状況が一変。

バックパッカー向けのゲストハウスは残りつつも、ブティックホテルや中級ホテルが増えました。

「カオサン通りに泊まるか、それとも少し離れたエリアに泊まるか」ここは悩みどころ。

夜のカオサン通りを体験したいなら通り沿い。

落ち着いて眠りたいなら、徒歩圏の路地裏ホテルがおすすめです。

日本人が「快適」と思える宿のランクは一泊1,000バーツぐらいから。

ホテルを選ぶ際の目安にして下さい。

カオサン通りの治安と注意点

カオサン通りの治安と注意点

楽しい反面、油断すると痛い目に遭うのがカオサン通り。

心構えひとつで、その夜は最高の思い出に変わります。

観光客が巻き込まれやすいトラブル

・スリや置き引き
・客引きによる高額請求
・ドラッグの勧誘

実際に、スリや置き引きにあった旅行者を何度も見てきました。

常に前にかけておく小さな貴重品入れは必須です。

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夜遊びで気をつけるべきこと

「ちょっとだけ」と思っても、気づいたら朝まで飲んでるのがカオサン。

でも深夜の裏路地は危ない。日本の感覚で一人歩きするとカモにされます。

それからドラッグの勧誘は絶対スルー。

安易に手を出すとトラブルのもとです。

ボクが守ってきたシンプルなルール

・財布はズボンの後ろポケットに入れない
・持ち物は身体から離さない
・トラブルになりそうなら”関わらない”

この30年、大小さまざまなトラブルに見舞われてきました。しかし些細なルールを守るだけでその確率はグンと下がります。

▶治安と夜遊びの注意点について、さらに詳しくはこちら

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カオサン通りの夜のバー

カオサン通りで役立つ防犯グッズと持ち物

カオサンロードの夜

バンコクは、ちょっとした油断で魔法のように物がなくなります。特に夜のカオサン通りは要注意。防犯に役立つ必須アイテムを紹介します。

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カオサン通りの思い出が台無しにならないように、出発前に揃えておくこと。

それだけで旅の安心感が違います。

バンコク生活とカオサン通り|徒歩10分の距離感と視点

カオサン通りでギターを弾く男

カオサン通りから徒歩10分の距離感

ボクは今、カオサン通りから歩いて10分のアパートに暮らしています。

昼間は静かなローカルの下町、夜になればあの乱痴気騒ぎ。

生活と非日常が共存しているのが面白いんです。

日本人がいない異国感

カオサン通りに日本人は遊びに来るけど、住んでいる人はほぼいません。

バンコクでは日本の駐在など、日本人が多く住むエリアもあり、日本と変わらない生活ができたりします。

一方、カオサン通り周辺のバンランプー地区はバンコクの下町で、住んでいる日本人はボクだけ。

もちろん不便はありますが、その分外国に住んでいるという感覚が強いです。

▶バンコクの格安コンドミニアムの探し方の記事も書いています。

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カオサン通りの歴史|30年で変わったこと、変わらなかったこと

カオサンロードのトゥクトゥク

90年代のカオサン通り

初めて訪れた90年代のカオサンは、猥雑で怪しげな安宿街でした。

1泊200円くらいの安宿に泊まり、気づけば何日も過ごしてしまう。

まさに「カオサンに沈没」していた旅人が沢山いました。

観光客増加で変わった空気

2000年代に入ると観光客が急増。

クラブやおしゃれなバーが増え、泥臭さは薄れました。

「バックパッカーの街」から「観光スポット」へと、カオサン通りの空気が大きく変わっていった時代です。

コロナ禍のゴーストタウン

2020年のコロナ禍でのロックダウン。通りは静まり返り、人影が完全に消えました。

「聖地」というより廃墟。その光景は今でも忘れられません。

そして現在、完全復活

欧米の若者、アジアからの観光客、日本人も戻ってきました。

やっぱりカオサン通りは旅人を惹きつける不思議な磁力を持ってます。

30年経った今も、この街から離れられない理由がそこにあります。

よくある質問|カオサン通りQ&A

空港からカオサン通りへはどう行くの?
最も確実なのはタクシーやGrabで、所要30〜60分が目安。安く行くならS1バスを利用でき、渋滞回避ならBTSサパーンタクシン駅から船でプラ・アーティット桟橋下船が便利。費用と時間を見て選ぶと良い。
最寄り駅はどこ?
カオサン通りに直結する電車の駅はありません。最寄りはBTSサパーンタクシン駅ですが、そこからでも船+徒歩で30〜40分かかります。Grabを使うのが一番スムーズです。
ソロ旅行でも夜は歩ける?
表通りは観光客が多く比較的安全だが、深夜の裏路地は避けるのが無難。スリ対策として財布やスマホは体の前に収納し、客引きやドラッグの誘いには関わらないことが大切。注意すれば安心して楽しめます。
昼間のカオサン通りはどう?
昼間は比較的静かで、カフェや雑貨屋、旅行代理店が開いています。夜の喧騒とはまるで別の顔。買い物やカフェ巡りを楽しむなら昼間がおすすめ。夜の混雑が苦手な人は昼に訪れるのも良いです。
どの時間帯が一番賑わう?
通りが最も賑わうのは20時以降。屋台は深夜0時前後に閉まり、バーやクラブは朝方まで続くこともある。夜の熱気を体験したいなら夕方以降がベストで、宿泊先の騒音対策も忘れずに準備しておくと安心。
何時まで営業している?
屋台は深夜0時〜1時頃まで、バーは朝方4〜5時まで営業していることが多い。クラブは夜明けまで続くことも。深夜でも通り自体は賑わっており、「何時まで」という終わりがないのがカオサン通りらしいところです。
食事や飲み物の相場はどのくらい?
ビール小瓶は80〜100バーツ、屋台のパッタイは50〜70バーツ程度が目安。観光地価格だが妥当な範囲。一本路地に入ればローカル価格の店も見つかる。ビール数本と食事で1,000バーツあれば十分楽しめます。
宿泊は通り沿いと裏通りどちらが良い?
夜の熱気を味わいたいなら通り沿いのホテルが便利。静かに眠りたい人には徒歩圏の路地裏ホテルや中級宿が合っている。レビューで騒音の有無を確認し、必要なら高層階や静かな部屋を指定しておくのがコツ。

まとめ|カオサン通りが旅人に愛される理由

カオサン通りの夜

カオサン通りは、ただの観光地じゃありません。

30年見てきたボクが断言します。ここは「旅人の縮図」です。

コロナで死んだような時期もあったけど、また蘇った。それはカオサン通りに、旅人を惹きつける力があるからです。

これから訪れる人には伝えたい。

「夜のカオサンは楽しいけど、油断は禁物。」
「安全に楽しめば、一生忘れられない夜になる。」

そしてその夜のことを、きっと何年経っても思い出すはず。

最後に。旅人であるアナタに届くように大きな声で伝えたい。

カオサン通りにおいでよ!!

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