タイ旅行で「何を食べるか」は思い出を左右する大事な要素です。
バンコクのカオサン通りには、夜ごと数えきれないほどの屋台が並び、香辛料の匂いと笑い声が通りを包みます。
パッタイやカオマンガイといった定番料理。
ビール片手に楽しむ炭火焼きのガイヤーンまで。
歩くだけで五感を刺激するグルメ体験が広がっています。
この記事では、ボクが実際に味わってきたカオサンの屋台グルメと安全に楽しむための注意点。
そして昼と夜で変わる街の表情を紹介します。
カオサン屋台の魅力|2025年に訪れるべき理由
カオサンの屋台は食事以上の体験を提供してくれます。
昼は落ち着いていて観光の合間に利用しやすく、夜は音楽とネオンに包まれて巨大なフードフェスのようです。
深夜まで営業している屋台も多く、時間を気にせず楽しめます。
通り全体が旅行者の交流スペースになっており、自然と隣のテーブルで会話が生まれることも珍しくありません。
一期一会の出会いもまた、カオサン屋台の魅力です。
カオサン通りの屋台エリアと歩き方
通りの長さは約400メートルです。
短い距離でも屋台を覗きながら歩けば1〜2時間はすぐに過ぎます。
中央部にはパッタイやカオマンガイなど定番グルメが並びます。
西側はバーやクラブが多く、夜遅くまで熱気が続くエリアです。
落ち着いて食事をしたいなら、裏通りのランブトリ通りに足を延ばすのもおすすめです。
屋台を楽しむコツは「一度に食べすぎない」ことです。
少しずつ味見しながら歩けば、多彩な料理を試せます。
カオサン屋台必食グルメリスト2025
屋台の種類は数え切れないほどあります。
その中でも特に外せない料理を紹介します。
味の特徴やおすすめの食べ方もあわせて押さえておきましょう。
パッタイ(50〜70バーツ)
米麺を炒めた屋台の王道メニューです。
甘酸っぱいタマリンドソースと卵のコクが絶妙に絡みます。
ピーナッツやもやしで香ばしさと食感をプラスできます。
レモンでさっぱり、辛さは卓上調味料で調整します。
屋台ごとの味の違いを食べ比べるのも楽しいです。
カオマンガイ(60〜80バーツ)
蒸し鶏と鶏スープで炊いたご飯に生姜ダレをかけるシンプルな一皿です。
あっさりしていて深夜でも食べやすいのが特徴です。
濃厚ダレの屋台もあるので好みで選べます。
マンゴー&マンゴースティッキーライス(80〜120バーツ)
完熟マンゴーとココナッツミルクをかけたもち米のデザートです。
濃厚な甘さと南国の香りが広がり、食後の締めに最適です。
旅行者に大人気の定番です。
ガイヤーン(70〜100バーツ)
炭火焼きの鶏肉は表面が香ばしく中はジューシーです。
甘辛いタレでビールとの相性が抜群です。
ハーブマリネの屋台もあり風味豊かに楽しめます。
揚げ物屋台(30〜60バーツ)
フライドチキンや串揚げ、ポテトなど軽食中心です。
片手で食べられ、観光の合間の小腹満たしに最適です。
フルーツスムージー(50〜70バーツ)
新鮮なフルーツをその場でブレンドします。
暑い夜のクールダウンに最適ですが氷の衛生状態には注意します。
砂糖の量指定ができる屋台もあるので甘さ控えめもおすすめです。
サテー(60〜80バーツ)
串肉の炭火焼きをピーナッツソースでいただきます。
甘辛く香ばしい味わいでビールにも合います。
軽食として人気です。
バナナクレープ(50〜70バーツ)
薄い生地にバナナと卵、仕上げにチョコソースです。
サクッとした生地ととろける甘さが魅力です。
深夜のおやつにもぴったりです。
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カオサン屋台を安全に楽しむポイント
屋台を安心して楽しむには衛生と治安への配慮が欠かせません。
特に初めて訪れる旅行者は注意が必要です。
衛生面の注意点
・混雑している屋台は食材の回転が速く新鮮なことが多いです。
・水や氷は避けボトル入りのミネラルウォーターを選びます。
・不衛生に感じたら無理せず回避します。
・人が多いこと自体が安全の目安になります。
治安とお金の注意点
・人混みではスリや盗難のリスクが高まります。
・財布やスマホは体の前で管理します。
・料金は必ず注文前に確認します。
・深夜は観光客狙いの値上げに注意します。
・チップは基本不要ですが小銭で返された際に少額を置く程度はスマートです。
・まとめ買いでは値引きの余地があります。
カオサン通りの昼と夜の違い
昼は比較的静かで観光の合間に軽食向きです。
夜になると屋台が一気に増え人で埋め尽くされます。
音楽や香辛料の香り、笑い声が混ざり合い、歩くだけで高揚感を味わえます。
深夜には路上パフォーマーや物売りも加わりお祭りのような雰囲気になります。
落ち着いて食べたいなら夕方、熱気を体感したいなら夜を選びます。
旅行者の体験談から学ぶコツ
・初めてならパッタイで味の基準を把握します。
・一人旅なら量が多く感じることもあるため近くの旅行者とシェアするのも良い方法です。
・小額紙幣を準備しておくと支払いがスムーズです。
・写真は夜がおすすめでネオンと人混みの中で食べる一皿は記憶に残ります。
・「昼は食事、夜は雰囲気」と目的を分けるスタイルも有効です。
カオサン通りの歴史と屋台文化
カオサン通りはもともと米市場として栄えました。
1980年代以降に安宿街として発展しバックパッカーが集う街へ変化しました。
屋台文化が観光の目玉となり現在は国際色豊かな料理も加わって独自の食文化を形成しています。
カオサン屋台を楽しむ立ち回り方
・効率よく食べ歩くには最初は軽めの料理から始めて胃を慣らします。
・グループならシェアして品数を増やします。
・混雑を避けるなら夕方が狙い目です。
・疲れたらランブトリ通りに移動して落ち着いた雰囲気で食事を楽しみます。
・荷物は必ず体の前に持ち足元に置きっぱなしにしないことが重要です。
まとめ|2025年のカオサン屋台を最大限楽しもう
カオサンの屋台は安さ・美味しさ・交流の場を兼ね備えた食の宝庫です。
必食グルメと安全のポイントを押さえれば旅の時間はもっと豊かになります。
昼と夜の雰囲気を味わいながら自分に合ったスタイルで楽しんでください。
そうすればカオサンでの一夜は一生忘れられない思い出になるはずです。
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