ギックリでビックリしてからはや3週間。
腰の痛みが引かないのである。
ホテルの人間とロビーでヨタ話をしているとそれなら知り合いのマッサージ店を紹介してやるから行ってみろと。
そう言えばネパールでマッサージって受けたことないなと思い行ってみることに。
今回はネパールマッサージの体験レポート記事です。
ネパールの路上の客引き
道を歩いているとですね。
そんなスケベな顔をしてるつもりはないんですけど「ミスターマーッサージ!マッサージ!!S◯Eオケーョ!」などとよく声を掛けられます。
「マリフ◯ナ・ハ◯シシーナンデモアルョ!!」などと言うありがたいお声がけもよくいただきます。
なんなんだネパール!舐めるんじゃないわよ!!
わーどうしようかなぁなどと期待を持って立ち止まり根掘り葉掘り詳細を聞き出したりしてはいけません。
足早に立ち去るのがかしこい大人の対応であることは言うまでもありません。
そんなんですからね。
「ネパールのマッサージ」には良いイメージがありませんでした。
ホテルのスタッフに連れて行ってもらう
話をもどしますとヨタ話をしていたスタッフはホテル一番信用ならないお調子者です。
そう言う人間の話に乗ってみるのも一興かなと早速連れて行ってもらうことに。
薄暗い建物の一番奥の階段です。
「ここかよ」
思わず出たボクの独り言です。
雑居ビルの一番奥の階段を上った先で良い目にあったことがありません。
それは日本も同じで大体はロクでもない揉め事が待ち構えてるのです。
そんなボクの気持ちなど関係なく物事は進みます。
「ここだ入れ」
大丈夫なのかネパールのマッサージ店
入り口の前に立ち一瞬帰ろうかと入店をためらいました。
人の気配が全く無いのです。
海外でこの手の雰囲気を醸し出すのは絶対に揉めるパターンの店。
沢山の修羅場をくぐり抜けたボクのエマージェンシーコールが鳴り出します。
「ここだよ。入れよ」
そうだった。
今回は一人じゃなくて案内人付きだった。
もう逃げられません。
万事休すでございます。
ネパールのマッサージ店の受付
無駄にゴージャス。
小綺麗な受付で客を油断させる作戦だな。
注意深く辺りに気を配ったところで誰もいません。
逃げ出そうにもホテルの一番信用出来ないスタッフがピタリと横に張り付いているのです。
さてどうしたものか?と考えなら所在なげに立っているとおもむろにナマステ~とオトコがやって来ました。
ネパールのマッサージ店にはメニューがあった
腰が痛い旨を伝えおすすめを聞いてみるとこれが良いぞと。
画像の「アユルベティック・テラピー」のページを指差すオトコ。
うむり。
とうなずきながら価格を見ると3,500ルピーだぁ!?
日本円に換算すると60分4,000円弱ですよアータ!!
タイマッサージに慣れているボクとしてはビックリ仰天価格。
ちなみにタイマッサージは60分1,000円程度がローカルの相場です。
まぁそれでも一度ぐらいは経験しておくかと思いマッサージを受けてみることに。
個室に案内される
おぉ!ちゃんとしてる(笑)
そして何となくエロスな香りがしないでもない。
色々な期待に胸が張り裂けそうです。
全部脱いでこれに着替えろ。
キターーーーーーーーーー!!!!!
いやがおおにも期待が高まる雑貨屋店主58歳男性(笑)
黒パン一丁でベッドに寝転んであれこれヨコシマな考えを巡らせているとナマステ~と年の頃は35歳。
洒落た黒縁メガネをかけてキリッとした雰囲気の美人がやって来ました。
ネパールのマッサージ初体験
結論から先に書きます。
パンツを脱いで待っていた男性の皆さんはパンツ履いて下さい。
ここからの描写でアナタが興奮する要素は1ミリもございません。
風邪引くからホラ。先ずパンツ履いて←
マッサージの内容は全身のオイルマッサージです。
アクロバティックに関節とツボを攻めてくるタイマッサージとは全く違いました。
両手で筋肉を揉みほぐしながらリンパを流す感じとでも言いましょうか。
マーサージ後は身体が軽く感じられましたが4,000円の価格を考えると微妙なところ。
シャワー室なども完備しているのでオイルでベタベタする身体はさっぱりと洗い流せます。
ネパールのマッサージまとめ
ボクがマッサージを受けたのはこちらの店です。
ボクの後にも欧米系の女性の旅行者が4人来店しました。
料金体系もちゃんとしてるし若い女性の旅行者が来るとなれば安全なマッサージ店と言っていいでしょう。
身体が弱っている時や疲れが溜まっている時。
タイマッサージより割高にはなりますがネパールでマッサージを受けてみるのも良いかもしれません。
性的なサービスメインのマッサージ店もあるので本記事が参考になれば嬉しいです。
ネパールとの付き合いはエスニック雑貨屋と言う仕事柄20年を超えています。通い慣れた国のひとつと言っていいでしょう。そんなボクがネパールを訪れるベストシーズンと旅の予算について書きました。また下記の記事ではネパール入国に際してのアライバルビ[…]