「エスニックファッションはダサい」と検索する人は多いです。
実際は選び方と着こなし次第でおしゃれに見えるスタイルです。
ボクは28年間バイヤーとしてエスニックファッションに関わってきました。
ハッキリ言うと20年前のコーデをそのまま今も続けていれば、ダサいと言われても仕方のないこと。
人とは違う個性を表現するのがエスニックファッションなのに、気づけばみんな似たようなコーデ。
ダサいと思われる理由はちょっとしたコーデのコツを知るだけでも変わります。
この記事を読んで一人でも多くの方が、自分だけのエスニックファッションを見つけて欲しいです。
・エスニックファッションがダサいと言われる理由
・初心者でも安心なコーデ術
・秋冬におすすめのアイテム(楽天市場で購入可)
・よくある質問と答え
楽天市場で買える秋冬アイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「エスニックファッションって自分に似合うのかな?」そんなふうに迷ったことはありませんか。鮮やかな色や個性的な柄が多いエスニックファッションは、「派手すぎて挑戦しづらい」と思われがちです。しかし実際には、アイテム選びや[…]
エスニックファッションがダサい理由
派手すぎる色柄の落とし穴
エスニックファッションは「派手でごちゃごちゃ」というイメージを持たれがちです。
タイダイ染め、原色の組み合わせ、民族刺繍などは一見個性的ですが、日本の街中では悪目立ちしやすい傾向があります。
特に全身を派手柄でまとめると“奇抜すぎる人”に見られがち。
ファッションは周囲の目と共に成立するものなので、バランスが崩れると「ダサい」と思われてしまいます。
コツは主役を1点に絞ること。
派手なサルエルパンツならトップスは白や黒で落ち着かせる。
鮮やかなストールを巻くなら、アウターはシンプルに。
こうした工夫で「個性的なのに洗練された」印象に変わります。
場違いコーデで浮くシーン
入学式や冠婚葬祭などフォーマルな場にエスニックを着ていくと「空気が読めない」と思われてしまいます。
特に日本ではTPOが重視されるため、派手な民族柄は悪目立ちしやすいのです。
また、ビジネスシーンでも派手すぎる服はマイナス評価につながります。
初対面の相手や目上の人と会う場面では、無難な服装の方が信頼感を得やすいでしょう。
逆に旅行やカフェ、アウトドアなどではエスニックはよく馴染みます。
つまり「場を選んで楽しむ」ことがオシャレに見える秘訣なのです。
体型や姿勢で損をするケース
エスニック服はゆったりしたシルエットが多いため、体型を隠す目的で着る人も少なくありません。
しかし「隠すために着ている」と思われると、余計に野暮ったく見えてしまいます。
本来、ゆったりデザインは暑い地域の気候や文化に合わせたもの。
体型カバーではなく快適さや動きやすさのための形なのです。
だからこそ、姿勢や歩き方を整えないと魅力が半減します。
背筋を伸ばして歩くだけで同じ服でも印象は一変。
だらしない歩き方では、せっかくのエスニックも「部屋着っぽい」雰囲気になってしまうので注意が必要です。
初心者でも安心!コーデ術
主役アイテムを決める
エスニックは柄や色が強いので、まずは「どれを主役にするか」を決めることが大切です。
サルエルパンツを主役にするなら、トップスはシンプルな無地。
刺繍入りの羽織りを着るなら、ボトムはデニムで抑える。
こうした主役と引き立て役の関係を意識するだけで、コーデ全体がまとまります。
初心者はまずバッグや小物から取り入れるのもおすすめです。
首元やバッグに民族柄をプラスするだけでも、普段着が一気に華やかになります。
大人っぽく見せる組み合わせ
エスニックファッションは、コーデ次第で大人っぽく洗練された印象にできます。
例えばシルバーアクセサリーやレザーシューズを合わせると、カジュアルすぎない落ち着きが生まれます。
また色使いを抑えるのもポイント。
アースカラー(ブラウン、カーキ、ベージュ)やモノトーンを基調にし、柄は一部に取り入れると都会的に見えます。
柄オン柄は上級者だけ
柄と柄を組み合わせる「柄オン柄」は、ファッション上級者でも難易度が高いテクニックです。
初心者が手を出すと「ごちゃごちゃしている」「ちぐはぐ」と思われやすいのが現実。
もし挑戦するなら柄のトーンや大きさを意識すること。
細かい柄同士、同系色の柄同士なら比較的馴染みやすいです。
それでも不安なら柄は1点に絞るのが無難です。
男性におすすめの着こなし
メンズのエスニックファッションは、派手すぎると浮いてしまうことがあります。
おすすめは落ち着いた色合いのサルエルパンツ+無地トップス。
黒やネイビーのサルエルに、プレーンなシャツやシンプルなパーカーを合わせれば、街中でも自然に馴染みます。
寒い季節は上から無地のコートを羽織り、大判ストールでアクセントを加えると大人っぽさが増します。
女性におすすめの着こなし
女性の場合はワンピースやスカートに民族柄を取り入れるのが簡単で華やかに見える方法です。
秋冬なら厚手コットンのワンピースにレギンスやタイツを合わせ、防寒も兼ねて大判ショールを羽織ると一気に雰囲気が出ます。
また、細身のデニムに刺繍チュニックを重ねたり、レザー小物を合わせるとエスニック感を残しながら都会的にまとまります。
秋冬におすすめのアイテム
サルエルパンツ
夏のイメージが強いサルエルパンツも、厚手コットンや裏起毛タイプなら秋冬でも大活躍。
シンプルなニットと合わせれば都会的な雰囲気になり、足元をブーツにすることで季節感が出ます。
羽織りジャケット
民族柄の羽織りやウールジャケットは秋冬の鉄板アイテム。
シンプルなシャツやデニムと合わせると、大人っぽい印象にまとまります。
特にネパール製の手織りウールジャケットは防寒性も高くおすすめです。
大判ストール
首元に巻くだけで一気に季節感が出る大判ストール。
民族柄ならシンプルなコートのアクセントになり、無地のストールならどんな服装にも馴染みます。
よくある質問(FAQ)
Q. エスニックファッションは冬でも浮きませんか?
A. 冬はシンプルなアウターにエスニック小物を合わせるのがおすすめです。
大判ストールや羽織りを1点取り入れるだけで、無理なく季節感と民族感を両立できます。
Q. 男性でもエスニックは似合いますか?
A. もちろん似合います。
サルエルパンツに無地トップスを合わせたり、シンプルなシャツに刺繍ベストを羽織るだけで違和感なく馴染みます。
黒やネイビーのアイテムを選ぶとより都会的な雰囲気に。
Q. 職場や学校行事で着ても大丈夫?
A. フォーマルな場は避けるのが無難です。
普段着や旅行、カジュアルな外出なら十分おしゃれに楽しめます。
秋冬は羽織りやストールで落ち着きを加えるとTPOに合いやすいです。
結論:センス次第でおしゃれに変わる
エスニックファッションはセンスの良い着こなしをすれば、個性的でおしゃれな魅力を発揮します。
秋冬もアイテム選び次第で印象は大きく変わります。
派手に見られがちなスタイルも、実は「主役を決める」「季節感を意識する」「姿勢を整える」だけでグッと洗練されます。
ぜひ楽天市場でお気に入りの秋冬アイテムを探して、自信を持ってエスニックファッションを楽しんでください。
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