タイに通い続けて26年。
最初のうちゲストハウスと呼ばれる安宿に泊まっていました。
毎回旅の装備一式を持ち歩き周辺諸国やインド・ネパールなどと渡り歩くようになるとその荷物の持ち運びがしんどくなって来ました。
そこでバンコクにアパートを借りてベースにしそこからアジア各国に旅をするようになったのです。
今回はバンコクでの1万バーツ(約42,000円)以下の格安物件の探し方について書きます。
1ヶ月単位でも借りられるので短期の海外ノマドや観光時の拠点などにするのもオススメです。
またバンコクではなくてチェンマイで部屋を借りたいとお考えの方は下記の記事も併せてご参照下さい。
チェンマイで1万バーツ以下の格安アパート・コンドミニアムを探す年の瀬も迫る12月30日。相変わらずのアパート探しです。タイでアパートと言わずに「コンドー」と呼ぶことが多いです。コンドミニアムの略ですね。ボクが丹念に探しているエリア[…]
アパートを借りるメリット
バンコクで2週間を超える滞在を考えた場合アパートを借りてしまった方がコストが掛かりません。
ゲストハウスやドミトリーなどは1泊100〜200バーツ(約420円〜840円)なのでこの限りではありませんが旅慣れていない方にはハードルが高め。
そこそこ小綺麗で快適なホテルとなると1泊1,000バーツ(約4,200円)はします。
10日泊まれば42,000円。
ボクが今借りている格安賃貸アパートの家賃は一ヶ月7,000バーツ(約29,800円)
それに電気代と水道代を併せても1万バーツ(約42,000円)です。
タイのアパートは最低限の家具が付いているので借りたその日からタイ暮らしがスタート。
そして何よりホテル暮らしとは違う「海外に住んでいる感」がなんとも心地が良いのです。
バンコクの格安賃貸アパートの探し方
バンコクに限らず人気のチェンマイなども同様です。
1万バーツ(約42,000円)を切る格安の賃貸アパートの情報はほとんどありません。
住みたいエリアを決めたら自分の足で探すか知人からの情報を得るかの2つです。
自分で歩いて探すほうが立地やどんな店や屋台が周辺にあるのか分かるのでそちらをオススメします。
良さげなアパートを見つけたらとりあえずフロントで最低契約期間や家賃などを聞き予算内であれば部屋を見せてもらい気に入ったらその場で契約できます。
必要なのはパスポートのみで拍子抜けするぐらい簡単に借りられます。
この際オーナーなりマネージャーと英語かタイ語での会話が必要になります。
会話が苦手な方は知りたい情報をグーグル和訳で調べ英文でスマホにメモ。
それを見せながら交渉すると良いでしょう。
知らなければならないの以下
2.家賃
3.電気代
4.wi-fiの有無
5.デポジット代(前家賃や保証金)
バンコクで格安アパートを借りる際に知っておきたい情報を重要な順で書きました。
1.最低契約期間
アパートにより最低契約期間が1ヶ月ではなく3ヶ月や6ヶ月。
長いところだと1年契約からしか借りられない物件があります。
自分の希望滞在日数を考えまずここをクリアーしなければなりません。
2.家賃
契約期間が問題なければ後は家賃です。
予算に応じてOK であれば部屋を見せてもらいましょう。
3.電気代
アパートにより倍ほども変わるので必ず確認しましょう。
政府の定める公共料金は1ユニットあたり4バーツ(約17円)です。
オーナーによっては電気代を上乗せし倍ほどになることも。
暑い国なのでエアコンをフル稼働する時期になると驚く程電気代に差が出ます。
大きな盲点になるので必ず確認しましょう。
4.Wi-Fiの有無
部屋を見せて貰う前にWi-Fi-の有無の確認も忘れずに。
今どきどなたでもスマホやPCを使う時代。
ほとんどのアパートはWi-Fi完備ですが稀にWi-Fiが飛んでない物件もあります。
またWi-Fiの電波が飛んでいたとしても速度が極端に遅い場合もあるのでその場で繋いでインターネットの速度を計るアプリで計測しておくと良いです。
Wi-Fiの使用料は月額500バーツ(約2,100円)程度です。
デポジット代
家賃は前払いですが物件により入居前に1ヶ月分程度のデポジット(保証金)を預ける場合があります。
こちらは何も問題がなければ退去時に全額返って来ますが部屋のクリーニング代として500バーツ(約2,100円)程差し引かれる場合もあります。
ボクが借りているアパートはどんな物件なのか
ちょこちょこ質問を頂くのでどんな感じなのか書いてみます。
場所はバックパッカーの聖地と呼ばれる人気のカオサンロードから徒歩10分。
トゥクトゥクなら5分もかからないぐらいの距離。
100世帯程入ってると思いますが立地柄謎の外国人多目(笑)
カオサン近辺は外国人に人気がある割にアパートが少なく中々空きが出ません。
そしてこのくらいの家賃の物件は情報が出回らないので自分の足と口コミが頼り。
バンコクのアパートの家賃と光熱費
肝心の家賃は部屋の大きさにより違いますがボクの部屋は今のレートで月7,000バーツ(約29,800円)
電気水道それにインターネット代は別。
エアコンの使い方にもよりますが光熱費など全て込みで月に3万円〜4万円程と思っていただければ良いです。
アパートを探す場合家賃ばかりに目が行きますがここで落とし穴。
タイは電気料金がアパートによりまちまちです。
明細画像を見ていただければ分かりますが7,000バーツ(約29,800円)の家賃に対し電気代は3,132バーツ(約13,300円)と高額です。
9月の支払い明細なので特に暑いの4月〜8月は4,000バーツ(約17,000円)を超えることも!
タイの電気料金は1ユニットと言う単位で表されますが4バーツ(政府が定める料金)〜8バーツと差があります。
バンコクのアパートの電気代は1ユニット8バーツとチェンマイのアパートの倍。
当然電気代も倍かかることになります。
折角安い家賃で借りても毎月高額の電気代がかかっては意味がありません。
先にも書きましたが入居前に必ず電気料金の確認をお忘れなく!
バンコクのアパートは大体がエアコンと家具付き
ボクのアパートに付随する物は以下の通りです。
・クローゼット
・化粧台と鏡
・バスタブ
・ランドリーサービス
・ルームサービス
・ミニマート
・エアコン
・プール
ボクのアパートに付随する物を書いてみました。
生活に必要な物は大体揃っています。
バンコクの安い物件はキッチンなし
ボクのアパートもそうですが格安物件のアパートにはキッチンがついてない場合が多いです。
またガスコンロは使用を禁止しているアパートもあるので注意が必要。
アパートから一歩出れば様々な屋台がそこら中にあると思うのでアパートを探すときには周辺の屋台やレストランなども一緒にチェックしておきましょう。
体ひとつで行って部屋を借りたら後はシーツと枕があればその日からバンコク暮らしがスタート。
ボクはもうこのアパートを20年くらい借りっぱなし。
月に7,000バーツの家賃は当時のままですが現在の為替だと29,800円。
20年前に借りた当初は為替が良く2万円程度でした。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれですがアジアのハブ空港と言っても良いスワンナプーム空港があるバンコクに拠点を持つとどこに行くにも便利。
アパートを借りるとパスポートと現金だけポケットに突っ込んで手ぶらで行けちゃったりもします。
ホテルとは違うリラックス感はやっぱりアパート特有の感覚です。
ちょっとアパートまで必要ないかな?と言う方用にバンコクには「サービスアパートメント」と言う一週間単位や月単位で契約出来る物件も有るのでそちらから試してみるのも良いかもしれません。
ボクはエスニック雑貨屋を26年経営しておりずっとタイに通っていることから一般の方よりずっとタイとの繋がりが深いです。今までは長くて1ヶ月程度。年に4〜5回ほどの滞在でした。しかしコロナの影響でタイへの入国が難しくなったこともありそ[…]