この記事はコロナ禍による影響で人が消えた2021年10月から見事に人が戻った2024年1月までのチャトチャック・マーケットのレポートです。
一時はシャッター通りとなり人が全く消えたチャトチャック・マーケット。
その復活は絶望的とも思えていました。
しかし見事に復活したチャトチャック・マーケット。
このブログはその軌跡を記したものです。
冒頭に完全復活した2024年1月の様子を。
そしてチャトチャック・マーケットの歩き方を。
以下は時系列に沿ってチャトチャック・マーケットの様子をレポートしています。
- 1 【2024年1月】現在のチャトチャックマーケットの様子
- 2 【2021年10月】チャトチャックマーケットの様子
- 3 【2021年11月】チャトチャックマーケットの様子
- 4 チャトチャックマーケットの場所と行き方
- 5 チャトチャックマーケットを快適に楽しむためのコツ
- 6 チャトチャックマーケットで口に入れるのは飲み物と軽食のみ
- 7 チャトチャックマーケットで英語は通じるか
- 8 【2022年2月】チャトチャックマーケットの様子
- 9 【2022年2月】チャトチャックマーケットの様子
- 10 元気のあるチャトチャックマーケットの古着コーナー
- 11 【2022年5月】チャトチャックマーケットの様子
- 12 【2022年10月】チャトチャックマーケットの様子
- 13 【2023年8月】チャトチャック・マーケットの様子
【2024年1月】現在のチャトチャックマーケットの様子
チャトチャックマーケットはコロナ禍の以前のように活気を取り戻しています。
一時はシャッター通りになったチャトチャックマーケットもほぼ全店が開店済み。
大勢の観光客や地元のタイ人で賑わい買い物を楽しむことが出来るので安心しておいで下さい。
マスクをしている人はごく僅かですがそこは自己責任となるので自分が納得できる何らかの対策を取ってくるのが良いでしょう。
チャトチャックマーケットは以前の活気を取り戻していますがお買い物を楽しむのに問題になるのは極端なタイバーツ高。
1タイバーツは約4.2円で1万円を両替すると約2,400バーツと為替が良くありません。
お買い物する際は頭の中で「掛ける4」にして日本円に換算しましょう。
以下はコロナ禍から書いていたチャトチャックマーケットの移り変わりです。
ご興味のある方はお付き合い下さい。
またカオサンロードの現在についても追記しました。
こちらも併せてどうぞ。
この記事は2020年の3月から現在に至るまでのカオサン通りの様子をレポートしたものです。コロナ禍真っ只中のカオサン通りは人影も消え歩いている外国人はボク一人でした。「バックパッカーの聖地」と呼ばれ世界中の旅行者で深夜まで盛り上がっ[…]
【2021年10月】チャトチャックマーケットの様子
画像が2021年10月3日に行ってきたチャトチャックマーケットの現状です。
あれ程混み合い前に進むのもままならなかった通路もご覧の通り。
自転車でも走り回れるぐらい人もいなければ開いている店はわずかでした。
アジア最大の市場と言われるチャトチャックマーケットがこの状態。
ましてや他のバンコクの市場やナイトマーケットなどまだまだです。
今タイに旅行を考えている方は時期尚早とお伝えするのが良いかも知れません。
この状態ではまだまだバンコクを楽しむ事が出来ません。
チャトチャックマーケットはもちろん洋服問屋が並ぶプラトゥナーム市場や中華街のヤワラーにあるサンペンレーンやリトル・インディアと呼ばれるパフラットなど。
現地からインスタグラムのライブでお伝えしているので興味のある方はお気軽にフォローして下さいね!
【2021年11月】チャトチャックマーケットの様子
タイは11月より観光客の受け入れを開始しました。
外国人観光客に人気の市場であるチャトチャックマーケットの現在を確認するべく行ってみました。
外周の大通りに面する店は変わらずにほとんど開いています。
しかし問題はソイと呼ばれる細い路地に面する大多数の建物内部の店です。
以前はシャッターを下ろしている店が多く人影もありませんでしたが11月に入り若干店が開いていました。
以前は外国人観光客の姿も皆無でしたがちらほら見かける程度にはなっています。
しかし全体的に見ればまだ3割程度しか店は開いておらず以前のように人でごった返すような活気あるチャトチャックマーケットに戻るのにはまだまだ時間がかかりそうです。
上記のことから現在タイ旅行を考えていて「チャトチャック市場での買い物は外せない」といった方はまだまだタイ旅行を楽しめる状況ではありません。
タイはコロナ感染者の数が1日7,000人程度で下げ止まっています。
ワクチンの接種率が上がりコロナ感染者の人数が減らないことには隔離無しでの受け入れを開始したとは言え旅行者は戻って来ていない印象です。
チャトチャックマーケットの場所と行き方
公共交通機関を使う方はMRT「カムペーンペット駅」
またBTS「モーチット駅」が最寄りの駅となります。
カオサン通りから向かう方はタクシーが便利です。
所要時間20分〜30分。運賃はは80〜100バーツ程度です。
ローカルの市バスでも行くことが出来ます。
少々難易度は上がりますが下記のアプリを使うと
何番のバスに乗れば良いのか一目瞭然なので
バス移動に挑戦してみたい方は必須です。
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チャトチャックマーケットを快適に楽しむためのコツ
チャトチャックマーケットの現状をお伝えするだけではなんなのでより楽しむためのちょっとしたコツをお伝えします。
バンコクへ旅行に来てチャトチャックマーケットを楽しもうと決めたその日の朝は絶対に朝食を食べてから出かけて下さい。
人もクルマも燃料を入れないと動かないのは一緒です(笑)
チャトチャックマーケット出陣前のオススメの朝食は画像のタイのラーメン「バーミーナーム」です。
日本のラーメンに似た黄色の細麺で少なからず多からず。量が絶妙!丁度腹八分目。チャトチャック前の朝ご飯にぴったりです。
ボクのようなプロのバイヤーでさえ空きっ腹を抱えてチャトチャックマーケットに入るようなマネはしません。
チャトチャックマーケットで口に入れるのは飲み物と軽食のみ
チャトチャックマーケットには飲食店や屋台なども沢山あります。画像の「パエリアオジさん」をご存じの方も多いのではないでしょうか?
しかし限られた時間の中で広大なチャトチャックマーケットを出来るだけ回ろうと考えているなら朝ご飯は最低限必須です。
絶対です。しつこいようですが現場で飯を食って腹が膨れると暑さと人で動くのが嫌になります。
そして現地でご飯を食べてお腹が痛くなると言うのはチャトチャックマーケットでは死を意味します(笑)
予め食事を摂ってお腹を壊す分には宿で休んで様子を見て出かけられますからね。ここが運命の分かれ道です。
更にアドバイスを加えるとすればチャトチャックマーケットは時間帯がカンジンカナメ。
宿を出るのは9時半〜10時頃。あまり早くてもお店が開いていません。
チャトチャックマーケットには遅くとも10時半〜11時前には入る。これ鉄則です。
コロナ前のチャトチャックマーケットの様子です。画像の隅っこでボクがうんざりしてますね(笑)
大体午後2時を回った辺りから財布に200バーツぐらい入れたヒマなタイ人がブラブラと集まり始めチャトチャックマーケットのカオスが始まります。
外周の大通りはご覧の通り人で一杯。中の通路?それはもう。
もうひとつ付け加えるならばスコールが来ると外の大通りにいる人達が一斉になだれ込んで来ます(笑)
大体10時半ごろから2時過ぎ辺りまで。
サクサク回れるのはその時間帯です。その後はダメ。人で一杯。
もう20年以上チャトチャックマーケットに通っているプロのバイヤーが言うのだから間違いありませんよー!!
バンコクが観光客を受け入れ始めたら現場はこうなるのでしっかりアタマに入れてチャトチャックマーケットを存分に楽しんで下さい。
チャトチャックマーケットで英語は通じるか
バンコクは比較的英語が通じやすい街ですがチャトチャック市場内でもモン族などの少数山岳民族ものを扱う店舗や年配の店主には英語が通じ無かったりします。
そこは「売りたい側」と「買いたい側」なので電卓だけのやり取りで何とかなりますが「ショッピングを楽しむ」という点ではいささか不満が残ります。
特にチェンマイまで足を伸ばそうとお考えの方は更に英語が通じにくくなりますので簡単なタイ語は「旅の指差し会話帳シリーズのタイ編」があると非常に便利です。
書籍とアプリがありますのでお好みで。
ボク的には必要なタイ語がすぐに見つけられる書籍の方が良かったです。
2冊買いどちらもボロボロになるまで持ち歩いたお陰かショッピング時の会話は全てタイ語で済ませられるようになりました。
初歩的なタイ語学習にも役立ちますのでチャトチャックで存分にショッピングを楽しむならタイ語の数字などの基本を学んでおくことをオススメします。
たどたどしくも一所懸命タイ語を話そうとしている旅行者を見てタイの人達はきっと「あの」とろけるような微笑みを見せてくれることでしょう。
簡単なタイ語を話せるだけでショッピングだけでなくタイの楽しさが倍増します!
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【2022年2月】チャトチャックマーケットの様子
3ヶ月振りにチャトチャックの様子を視察して来ました。
前回は3割程度しか開いてなかったチャトチャックマーケットに変化がありました。
時間は一番人が増えるであろう午後1時から3時頃ですが全体的に来場者は少なめ。
しかし外周の大通りはもちろん「ソイ」と呼ばれる建物内の細い通りも以前はその殆どがシャッターを下ろしていましたが3割〜4割程のお店がシャッターを開けていました。
ボクが扱うエスニックファッションやアジアン雑貨と呼ばれるアイテムを扱っている店も11月頃はほぼお店を閉めていましたが今回はずい分と開いていたイメージです。
しかし馴染みの店の店主に話を聞くと売上の方はさっぱりとのことでした。
このまま客足が伸びなければまたシャッター通りに戻ってしまいそうな気配です。
チェンマイからバンコクに移動しましたのでチャトチャックマーケットの様子は今後も追記して行きます。
【2022年2月】チャトチャックマーケットの様子
2022年2月27日。チャトチャックマーケットに行って来たので追記します。
ちらほらと欧米旅行者を見かけることが多くなって来ました。
以前はほとんど人影が見当たらなかった外周の大通りにも若干の人出が。
地元のタイ人達も買い物に訪れ始めています。
チャトチャックマーケットのランドマークとも呼べる時計塔の近くです。
こうして見ると「意外とお店が開いているな」と思われるかも知れませんが細いソイと呼ばれる入り組んだ内部は半分も開いていません。
チャトチャックマーケットでお店が開いているのは大外の外周大通り。
どれにランドマークとなる時計塔の通りがメインで全体的にはまだ4割〜5割と言ったところです。
元気のあるチャトチャックマーケットの古着コーナー
今回チャトチャックマーケット行って3時間ほどあちこち歩いてみたのですが意外に思ったのが古着コーナーです。
お店も結構な確率で開いていて人影もあります。
欧米系の旅行者やボクのようなバイヤーは見当たらずお客さんは地元のタイ人がほとんどでした。
古着と言っても洋服だけではなくコンバースやナイキやアディダスと言ったお馴染みのスニーカー関係の店やドクターマーチンなどを扱う店も開いています。
古着関係を目当てにチャトチャックマーケットに向かう方は比較的開いている店が多いので安心して買い物が楽しめます。
【2022年5月】チャトチャックマーケットの様子
ちょうど2021年5月のチャトチャの画像もあるので見比べてみましょう。
こちらは2021年5月1日にチャトチャックを訪れた際に撮ったものです。
外周大通りの店がポツポツと開き始めてはいますが人影はまばらで市場らしい活気は全く感じられません。
続いてこちらは2022年4月9日のチャトチャックマーケットです。
以前ほどの賑わいはありませんが1年前と比べ大分人が歩いているのが分かると思います。
外国人観光客の姿もチラホラと見かけるようになりました。
外周大通りの店は全て開いています。
しかしソイと呼ばれる細い路地の内部の店はまだシャッターを下ろしているところが多く以前のような賑わいが取り戻せるのか不安になる光景が広がっています。
全体的な開店率は4割程度と言ったところでしょうか。
ボクのようなエスニック雑貨屋には正に仕入れの場なので今後の成り行きが心配です。
【2022年10月】チャトチャックマーケットの様子
2022年10月30日のチャトチャックマーケットの様子です。
10月に入りバンコクは旅行者が多数訪れています。
街はコロナ以前に戻ったかのような賑わいを見せています。
チャトチャックマーケットも同様にお店は8割〜9割方開いています。
観光がてらショッピングを楽しむには十分と言えるでしょう。
こちらは2022年10月30日午後7時頃のチャトチャックマーケットです。
画像のチャトチャックマーケット外周通りの店は全て開いています。
ソイと呼ばれる細い路地にある店はまだ幾分シャッターが閉まっていますが買い物を楽しむには全く問題ありません。
この記事では2021年の11月からチャトチャックマーケットの様子をお伝えして来ました。
そしてチャトチャックマーケットはこの1年間で目まぐるしく変化したのも本記事でご理解いただけた事と思います。
現在は外国人観光客も訪れ始めほぼコロナ前に戻ったと判断して良いでしょう。
これからバンコク旅行をお考えでチャトチャックマーケットに行くかどうか迷っている方は是非足を運ぶ事をおすすめします。
【2023年8月】チャトチャック・マーケットの様子
上記画像は2023年8月19日のチャトチャックマーケットです。
チャトチャックマーケット全体としてはほぼ9割方のお店が開店しています。
新しい店舗も出来ていました。
欧米の観光客はもちろん日本語を始め中国語やハングル語も聞こえて来てコロナ前のチャトチャックに完全に戻ったと言って良いでしょう。
暑い時期もあってかマスクをしている人もほとんどいません。
存分にショッピングを楽しめる環境が整っていますのでタイ旅行の際は観光ルートに入れて何の問題もありません。
チャトチャック・マーケットと並びバンコク観光のマストとも言えるのがカオサン・ロード。
現在の様子をレポートしていますので併せてどうぞ。
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