インド空港でSIMカードは買えない?夜遅く到着する旅行者必見の注意点

【2024年9月更新】インドの空港でのSIMカード購入ルールが変更され、現在は空港内でSIMカードを購入できるようになりました。

詳細はこの記事の最後に追記していますので、ぜひご覧ください。

この記事はデリーのインディラ・ガンジー国際空港に到着する方を主な対象としています。

他の空港も同様の状況と思われますが、正確な情報は各空港ごとにご確認ください。

現地でスマホが使えないと非常に不便で、特に初めてのインド渡航ならなおさらです。

先ずは空港からホテルまで。

無事にたどり着けるかどうかがインドの旅のスタートです。

インドのSIMカード事情を理解し、渡航前にしっかり準備をしておくことが重要です。

本記事を参考に安心して旅をスタートさせましょう。

 

インディラ・ガンジー空港のSIMカード屋

 

インドのインディラ・ガンジー国際空港

 

インディラ・ガンジー空港の5番ゲート付近にAirtelの看板を掲げたSIMカード屋があります。

しかし購入には「現地の電話番号」「現地の住所」が必要になり一般の旅行者がこの2つを用意するのは先ず無理でしょう。

初めてインドを訪れる方は特にグーグルマップも使えない状態で街に出ることになるのはかなり不安。

特に夜便で到着する方は例えばメインバザールなどの街についてもSIMカード屋が閉まっているので日本からインドで使えるSIMカードを用意することをおすすめします。

予めSIMカードを日本から用意しよう

インドで使えるSIMカードを日本で用意する場合いくつかの選択肢がありますが一般的なのがこちらのSIMカード。

 

インドの空港に到着したのは良いがスマホが全く使えないのはとても不便です。

英語が苦手で言葉があまり出来ない方は尚の事。

空港から宿泊先までの道のりも不安を覚えることでしょう。

日中になれば街の至る所にSIMカードを買える店があるので夜便で到着するインド初心者の方はとりあえずのお守りとして予め日本からSIMカードを準備して行くことをおすすめします。

インドは凶悪な犯罪はそれ程ありませんが詐欺などの軽犯罪は横行しています。

到着したその日にトラブルに見舞われないよう宿泊先までのルート確認は必須です。

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インドに日中到着する方

 

インドのメインバザールと牛

インドに日中到着する方はこの限りではありません。

大体の方がデリーのインディラ・ガンジー空港に降りてメインバザール(パハールガンジ)を目指すことになるでしょう。

メインバザールには簡単にSIMカードを購入出来る店が至るところにあるので到着したその日に現地のSIMカードを購入するのが一番おすすめです。

しかし言葉や宿泊先までの道のりに不安がある方はやはり日本からSIMカードを用意して行くのがトラブルを避けるコツです。

インドのSIMカードのシステム

・SIMカードの価格は600ルピー(約1,060円)
・SIMカードの有効期間は90日
・電話番号がついて1日1.5GBまでのデータ通信量
・更に300ルピー(約530円)で50GB追加可能
・追加データの有効期間は30日
・必要なのはパスポートのみ

 

インドで現地のSIMカード購入するのは簡単です。

以前は写真が必要だったりアクティベートまで時間がかかったりしましたが今は全て簡単に物事が進みます。

インドのSIMカードを購入するに当たって必要なのはパスポートのみ。

写真も必要ですがその場で撮影するので不要です。

またアクティベートも店員がやってくれるので直ぐに使えます。

ボクはいつもノーマルの600ルピーのSIMカードを購入し300ルピーで50GBの追加データを一緒に購入します。

合計900ルピー(約1,590円)で思う存分安心してネットが使えます。

もちろんインド全土で使用可能です。

インド旅行の途中でネットに繋げなくなることを考えるとこの価格は十分安いです。

例えば旅行中データが足りなくなっても再度300ルピーで50GBの追加が可能。

追加した日からまた30日間有効となります。

現地のSIMカードを使うメリット

現地のSIMカード(airtel)を刺した場合スマホ用のairtel専用のアプリがアップストアでダウンロード出来ます。

自分の電話番号はもちろん残りのデータ量などが簡単に確認出来るので現地SIMカードを刺す方はこのアプリをダウンロードして入れておきましょう。

 

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またインドではUberを始めOLAと言う配車アプリが普及しています。

どこかに出かける際予め価格が表示される配車アプリは値段交渉の手間も省けボラれることもありません。

タクシーだけではなくオートリキシャもリーズナブルに使えるのでインド旅行の際に重宝します。

言葉に不安のある方や交渉が面倒という方は是非インストールしておいて下さい。

Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ

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配車アプリを利用する際は電話番号が必要なので現地SIMが必須です。

eSIMと言う選択肢もあり

物理的なSIMカードを刺すのではなく通信事業者であるキャリアのデータを読み込むだけでお手軽に使えるSIMカードがあります。

最大のメリットとしては複数国をまたいで使用出来ること。

例えばインドの後にネパールを回りタイへといった場合でもSIMカードを差し替えることなくボーダレスで使えます。

 

 

しかし電話番号が無いため上記で紹介したインドの配車アプリが使えないなどのデメリットがあります。

グループであればモバイルwi-fiをレンタルもあり

短期間のグループでのインド旅行であればモバイルwi-fiをレンタルするのも選択肢に入れても良いでしょう。

インドのゲストハウスやホテルは一応フリーwi-fiがありますが速度が激遅だったり良く途切れたりします。

インドのwi-fi事情については下記の記事を参考に。

 

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そう言う状況でもモバイルwi-fiは重宝します。

そして複数人で使うには一番安上がりな方法です。

 

しかしデメリットも有ります。

荷物が増えることや電源の確保や盗難のリスクなども考慮しましょう。

【2024年9月追記】空港でSIMカードが買えるようになりました

 

インディラ・ガンジー空港

 

9月4日にインディラガンジー空港に降りた際念の為再度確認。

ルール変更があったとのことで一般の旅行者でも手軽にSIMカードが買えるようになっていました

やはり街のSIMカード屋が閉店してから夜便で到着する旅行者を考慮したとのこと。

SIMカードが買えるAirtelは上記画像の通り5番ゲート出口の右側にあります。

ここでSIMカード購入し差し替えてもらえば直ぐに使えるようになるので安心して街に向かいましょう。

インドのSIMカードまとめ

 

インドの陽気なサドゥー達

インドが初めてと言う旅の初心者や言葉に不安のある方は日本でSIMカードを準備していくのも悪くありません。

インドはエキサイティングで楽しい国ですがタイなどと違いぐっと旅の難易度が上がります。

SIMカードはもはや旅の必需品。

グーグルマップを始め和訳や宿泊先の検索までスマホがネットに繋がらないと何倍もの苦労をすることになります。

加えてトラブルに巻き込まれる確率もグンと跳ね上がるのです。

また下記の記事はインドを半年旅して分かった必要な持ち物について書いています。

インドに向かわれる方は是非参考にして下さい。

 

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