アジアを自由に飛び回るエスニック雑貨屋の面白仕入れ旅日記!

インドの安宿の探し方!エスニック雑貨バイヤーが伝授

ボク!はエスニック雑貨のバイヤーとしてインドに通っていますがもしかするとその辺のバックパッカー並みの安宿に泊まっているかも知れません。

宿の予算のマックスは日本円で2,000円と決めて仕入れ旅をしています。

インドの旅はニューデリのインディラガンジー空港に降りて空港でアライバルビザを取得。

タクシーに乗り多くの旅人が集まるメインバザール(パハールガンジ)に宿を取ります。

その後は西へ向かいジャイプールやプシュカルと言ったラジャスタン地方を中心に回ります。

どこの街でも予算は上限が2,000円目安です。

似たような価格帯の予算でインドの旅を考えている方は是非ご参考下さいませ!

インドの安宿の探し方のコツ

インド・デリーのメインバザール

先ずは予算です。

旅の予算は「宿」と「食事」そして「移動方法」

この3つが柱になります。

1日に使える予算が分かればおのずと宿のランクも決まります。

もちろん全てに予算を掛けられれば快適な旅になりますがそれはインド本来の旅の姿からどんどん離れて行くことになるでしょう。

一泊何万円もするホテルに泊まり夕食はホテル内の豪華なレストラン。

町中の移動はエアコン付きの豪華なリムジンバス。

冷房の効いた社内から道端に眠る人を見てもどこか違う世界を垣間見ているだけ。

決して一生記憶に残る強烈なインドの旅にはなりません。

旅の仕方は人それぞれですがこの「旅の柱」と言っても良い先に上げた3つ。

「宿」と「食事」そして「移動方法」

どこにウェイトを置くかで旅のスタイルが決まります。

宿の予算

インドのプシュカルのラクダ

ボクの場合インドを旅する時の宿の予算は1泊2,000円までと決めています。

デリーを起点にジャイプール・プシュカル・ジョードプルなど主にラジャスタン地方を周りますがエアコンとホットシャワーが付いた2,000円以内の宿は無数にあります。

ザックリ書くと1,000円程度を境にエアコンやホットシャワーが無くなります。

更に宿の予算を削りたいのであればドミトリーと呼ばれるトイレ・シャワーが共同の相部屋方式になります。

違う国の見知らぬ同士が同じ部屋で寝泊まりするのである程度のコミュニケーション能力は必須です。

ボクは仕事柄多額の現金を持ち歩いたりすることもあるのでこの手の宿は利用したことがありませんが全然知らない他国の人間と寝食を共にするのは刺激的な経験になることでしょう。

逆に一泊3,000円以上出せる旅であれば何よりもインドで貴重な「静寂」を手に入れることが出来ます。

インドの街の騒音を舐めてはいけません。

そこがメインバザールとなれば尚の事です。

フレンドリーと言えば聞こえが良いですがお節介でうるさい宿のインド人スタッフや街の騒音から逃れられるのです。

更にその上は部屋が大きく綺麗になり併設のレストランが上品になりスタッフの対応がスマートになりと良い事ずくめですがお金がいくらあっても足りなくなります(笑)

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立地

アジア全般に言えることですが安宿になればなるほど「立地」が大事です。

ボクは常に「メイン通りから一本か二本路地裏に入った周辺」で宿を探します。

それはなぜか?

バンコクであればバスのエンジンの轟音ややトゥクトゥクの排気音。

カオサンロードなどは深夜まで飲み屋のBGMが背骨に響くほどの爆音です

インドのメインバザールとなるとビービーと言うオートリキシャのクラクションが一日中気が狂いそうになるぐらい鳴り続けます。

そう言った「音」から少しでも開放されるためには「メインの通りから一本か二本奥の路地裏の宿」が快適なのです。

特にインドの都市部の安宿では「静寂」を得ることが難しいので少し路地を入った裏通りの宿がおすすめです。

スタッフの態度

これは宿に入った瞬間の直感が大事です。空気感とも言うかな?

ナマステーと挨拶をしても無言だったり逆に馴れ馴れしく近づいて来たり案内された宿の部屋が通路の奥の行き止まりで何が合っても逃げ場がなさそうだったり。

ちょっとでも嫌だなと不穏な空気を感じたなら部屋を変えてもらうなり宿を変えるなりしましょう。

特にインドを旅する女性やバックパッカー初心者の方は不安を抱えたまま旅を続けるとロクなことが起こりません。

宿を見つけるためのアプリは必須

デリーのメインバザールの夕暮れ時

昔と違い今はスマホのブッキング・ドットコムやアゴダと言った便利な予約アプリがあります。

どこを旅をするにしても必需品ですのでこれは必ずインストールしておきましょう。

■「ブッキング・ドットコム」アプリのダウンロード。

Booking.com 旅行予約のブッキングドットコム
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無料
posted withアプリーチ

■「アゴダ」アプリのダウンロード。

宿泊予約なら Agodaアゴダ®
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実際ボクも初めての街に出向く時や到着が深夜になる場合。

ブッキングドットコムかアゴダで一泊だけ宿を予約して向かいます。

当日宿にあぶれることはありませんが仕事をこなしてからの移動。

そして目的地には夜の到着となるとそれから宿を探したのでは疲れが抜けず次の日に響いてしまうからです。

なぜ一泊だけなのかは後述しますので是非最後までお読み下さいね!

またそういったアプリで大体の価格を確認してから直接宿に出向き「連泊するから安くしろ」と言った交渉はありです。

ボクもそれで何度も宿の値段が下がっています。

ボクが泊まるメインバザールの定宿

「Bless Inn」と言う宿です。

ここはバンコクのチャトチャックマーケットに店を構えるインド屋のボスやネパール人の古い友人でもある商売人達も利用する宿で普通の商人宿とでも言いましょうか。

インドのビジネスホテル的な立ち位置ですね。

エアコンとホットシャワー付きで一泊900ルピー約1,380円です。

ニューデリー駅を背にしてメインバザールの大きなT字路を右に曲がってちょっと歩いた右側です。

実際の部屋はどうなっているのか

デリーの安宿

このクラスの宿の極めて標準的な室内です。

エアコン無しの天井のファンだけになると600ルピー約920円と1,000円を切ってきます。

真冬のデリーは朝晩ダウンジャケットを着込むほど冷えるので夏季以外はファンのみでも問題ありませんがボクは暑がりなので冬でもエアコン付きです(笑)

デリーの安宿のトイレとシャワー

一応ホットシャワーは出ますが予め宿のスタッフに伝えなければなりません。

夏場は水でも十分ですが意外と冷えるインドの冬はホットシャワーがないとキツイです。

真っ裸になりガタガタ震えながらシャワーからお湯が出るのを待っていると泣きそうになるので予め「お湯が出ることを確認してから」パンツ脱いで下さい。ホントに(笑)

うっかり「お湯を出して」をスタッフに言い忘れて丸裸も良くあるパターンです。

もう一度言いますがこのクラスの宿では「しっかりお湯が出るのを確認してから」パンツ脱いで下さい。

人間の尊厳を守るために大事なことなので2回言いました(笑)

この宿を定宿にしている理由

デリーの定宿近くの雑貨屋

先ず雑貨屋が直ぐ近くにあります。

ボクは毎晩晩酌をするので氷と炭酸水を買い求めなければなりません。

雑貨屋が近くにないと困るのです。

そしてインドの晩酌はフルーツをアテに一杯やることが多いです。

宿の斜め向かいが果物屋です。

あ!後「携帯電話屋」が宿の目の前です。

インドに限らず国をまたいだら一番最初にやるのがSIMカードの差し替え。

しかし差し替えたからと言って直ぐに繋がらないのがインドのSIMカード。

大体は数時間後から翌日なのですがそれでも繋がらないとなった場合は目の前の携帯電話屋に駆け込むだけで非常に助かります。

空港にもSIMカード屋がありますがそんな調子なので宿に着いてから近くの携帯電話屋でSIMカードを買うことをおすすめします。

空港でSIMカード買って次の日も繋がらないと面倒で結局近くの携帯電話屋で買い直すハメになります。

※インドのSIMカードに関しては2023年現在上記のように時間がかかることがなくなりSIMカードを指したその場で繋がるようになりました。

デリーの携帯電話屋でSIMカードを購入

これがその携帯電話屋なんですが真ん中の赤いシャツ着たヒゲいるじゃないですか?

コイツは宿のスタッフです←

定宿にしているので懐かれて困ってます( ꒪⌓꒪)

何度もこの宿を利用していますが今までトラブルにあったことは一度も無いばかりか宿のオーナーが空港まで迎えに来てくれたこともありました。

でもインドが初めての方には環境的に少々キツイかも(笑)

インドの旅の必需品は機内でゲット

インドに入る際忘れちゃならない国際線の飛行機内で必ず貰えるアイテムがあります。

それがこちら!アイマスクと耳栓!!

国際線の機内で貰えるアイマスクと耳栓

インドだけではなく旅の間中重宝するのでひとつゲットして飛行機を降りましょう。

もちろん機内でもバッチリ使えます。

アイマスクはそのまま「アイマス(Eye Mask)」で通じますが耳栓は英語で「イヤープラグ(Earplug)」です。

アテンダントに伝える場合は「Eye Mask And Earplug Please」でOK!

ジェスチャーを加えれば間違いなく通じるので是非旅のお供に。

インドは想像以上にうるさいです。

安宿で眠る時。長距離を列車やバスで移動する時。

このアイマスクと耳栓がめちゃくちゃ使えるのでお忘れなく!

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デリーのメインバザールの夕暮れ時
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