バンコク旅行の楽しみのひとつにショッピングがあります。
水上マーケットや有名なナイトマーケットなどバンコクには沢山の市場がありますが価格はそれなり。
このためプロのバイヤーは観光地の市場には出入りしません。
この記事ではエスニック雑貨バイヤーであるボクが、仕入れで使うバンコク市内の市場5ヶ所をご紹介します。
バンコク旅行でのショッピングの参考にどうぞ!
これからバンコクで仕入れを考えているエスニックバイヤーの方も参考にして下さいね。
それじゃいってみよっ!!ヽ( ・∀・)ノ┌┛
チャトチャック・ウィークエンド・マーケット

言わずと知れたアジア最大のマーケットです。
シャッター1枚〜2枚分程の小さなお店が2万店とも3万店とも言われる市場。
タイは元より近隣のアジア各国を始め、インドやネパールにバリ島までありとあらゆる洋服や雑貨が売られています。
バンコク旅行のショッピングで、一番楽しめるのがこのチャトチャック・マーケット。
迷路のように入り組んだ市場内はあっという間に迷子になるので、欲しい商品を見つけたらその場で購入をおすすめします。
「後からまた来よう」なんて思ってもそこにたどり着くのは至難の業。
それほどに広大で入り組んだ市場なのです。

こちらはエスニックファッションを扱うネパールの人気ブランド「ミッタラー」です。
日本人好みのデザインなのでおすすめ!
チャトチャック・ウィークエンド・マーケットの場所と行き方
MRT「カムペーンペット駅」及びBTS「モーチット駅」が最寄り駅となります。
カオサン通りからタクシーで向かう場合。
所要時間20分から30分で料金は80〜100バーツ程度です。
市内を走る路線バスでも行けますが、バンコクのローカルバスは難易度が少々高め。
バスで移動する際はこちらのアプリが超便利!
現在位置と行き先を入力するだけ!!
ひと目で何番のバスに乗れば良いのかが分かります。
バンコク市内のバス移動に挑戦したいと考えている方は必須のアプリです。
ボクもバスに乗る際はこのアプリでバスの番号を確認しています。
分からないことは地元に人に聞くのが旅の基本。
しかし、バスを待っているタイ人に行き先を告げて聞いたところで、彼らは自分の乗るバスの番号しか知らなかったりします(笑)
プラトゥナーム市場

エスニックファッションだけではなくカジュアルな洋服からバンドTシャツまで。
その品揃えは幅広く様々な国のバイヤーが行き交います。
ランドマークとなるのはバイヨークビルディング。
1と2がありますがエスニックファッション関係のバイヤーが出入りするのは主にバイヨーク2です。

日本でも人気のアフリカンバティック屋。
こちらもバイヨーク2の1階に店を構えています。
パラディアム・ワールド
プラトナームから徒歩10分もかからない距離です。
パラディアムの地下にシルバー・レザー・天然石などの問屋が並びます。
特にギターアーツと言うシルバーの問屋は銀製品を扱う日本人のバイヤーが必ず訪れる店です。
他にもネイティブ・インディアン系のデザインのターコイズのシルバーなどを扱う店もあります。
ボーべー市場

ボーべー市場はカオサン通りからタクシーで10分程。60〜70バーツと近いです。
外国人観光客のルートからは外れているので穴場的な市場。
地元の商売人が仕入れに使う市場なので値段は安いです。
地元の商売人だけではなくもちろん海外のバイヤーも仕入れに訪れます。
ランドマークとなるのは「ボーべータワー」
沢山のお店が並びエスニックだけではなく大人からキッズ・ベビー服まで様々な洋服屋があり、タクシーに乗り「ボーべータワー」と告げればこの建物に着きます。

ボーべータワー内のTシャツ屋ですが値段に注目して下さい。
Lサイズで70バーツ(約320円)です。
ローカルのタイ人が仕入れに来るだけあって値段もローカルプライス。
ここで仕入れたTシャツが、例えばカオサンロードの露天などで2倍〜3倍程の値段で売られていたりします。

日本のエスニックショップでよく売られている
ロータスの抜染プリントを扱う「トミー・アイスブルー」の本店もボーべータワーにあります。
チャイナタウン・ヤワラー・サンペンレーン

ヤワラーと呼ばれる中華街は、きらびやかな金行が並び中華料理の有名店も点在します。
ショッピングだけではなく、バンコクで本格的な中華料理を楽しめるのは中華街のヤワラーだけ。
サンペーン市場と呼ばれる一体には、中国の食材や雑貨やアクセサリーとめまいがする程の物量が積まれていて圧倒されるほど。
チャイナタウンの中にあるサンペーンがバイヤーが入る市場でいつ行ってもローカルのタイ人で賑わい大変活気があります。
こちらは中国製の雑貨やアクセサリーが豊富に揃うので、ばらまきのお土産などをまとめて購入するにはもってこいの市場です。
チャトチャックマーケット同様、狭い通路に人が溢れているのでスリや置き引き等持ち物には十分注意をして下さい。

画像はブレスレットやアンクレットが豊富に揃う店です。
こんな感じのお店が沢山あります。
バンコクのインド人街パフラット(リトル・インディア)

別名「リトル・インディア」と呼ばれるインド人街です。
中華街にあるサンペーン市場の北側に位置し徒歩で移動が可能です。
パフラットのランドマークは、上記画像のインディアエンポリアム。
インドの生地や雑貨を扱うお店が入っています。

ガネーシャなどの神様系の雑貨を扱うお店です。
もちろんボスはインド系のタイ人で、インド訛りの英語を話します。

タイのアクセとは派手さやきらびやかさが違うインドのアクセサリーは魅力です。
この手のアクセサリーはチャトチャックマーケットでも見かけることがありますが、やはりリトルインディアと呼ばれるここパフラットの方が種類が多く選びやすいです。

インディアエンポリアムの回りにも大小様々なインドの生地や雑貨を扱うお店が並び、バンコクにいて手軽にインドの雰囲気が楽しめます。
ヒンドゥー語が乱れ飛び、インド独特のスパイスの匂いが漂います。
中華街のサンペーン市場から徒歩圏内。
併せて楽しみたいスポットなので是非訪れてみて下さい。
エスニック雑貨バイヤーがオススメするバンコクの市場まとめ
・プラトゥナーム市場
・ボーべー市場
・チャイナタウン・サンペンレーン
・インド人街・パフラット
上記5ヶ所がエスニックバイヤー御用達の市場となります。
とりわけチャトチャックマーケットは、日本全国のエスニックバイヤーが入る雑貨の迷宮。
1日で全てのお店を見ることは不可能と思えるほど沢山の店が並びます。
プラトゥナームやボーべー市場には溢れんばかりの洋服が並んでいるし、チャイナタウンにはばら撒き土産にもぴったりなチープで細々とした雑貨が山積みです。
そしてそのお隣インド人街パフラットには「正にインド!」と言った風情のお店が並びます。
バンコクの楽しみ方は様々ですが、これほどプロのバイヤーを惹きつけてやまない街は世界を見渡してもそうないかもしれません。
皆さんもバンコクにおいでの際には、是非今回ご紹介した5ヶ所の市場を回りショッピングを思い切り楽しんでみて下さい。
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