アジアを自由に飛び回るエスニック雑貨屋の面白仕入れ旅日記!

エスニック雑貨店で働きたい方へアドバイス

エスニックファッションやアジアン雑貨が好きな方でそう言ったお店で働いて見たいと言う方は少なくありません。

趣味が講じて仕事になるのは楽しい物ですが反面好きが故に辛いこともあります。

26年エスニック雑貨店をやっている立場からエスニック雑貨店の仕事とはどういうものか。

また面接での心得なども書いて行きます。

通勤圏内のお店を調べる

チャムチャーマーケットのオシャレなお店

先ずは通勤できる範囲にエスニック雑貨店が無いことには話になりません。

片っ端から調べて電話して突撃しましょう。

もちろん求人雑誌やwebで調べるのもありですがそもそも大手以外の個人店は少ないです。

やはりお店を見つけたら電話を掛けて確認する!ぐらいの行動力は欲しいです。

運良く通勤圏内で募集している店舗が見つかったら次は面接です。

面接での心構え

山岳少数民族カレン族の女性

面接はとても大事。

ボクも26年間様々な方と面接をして来ました。

ここではエスニックの実店舗とwebショップでの2通りの面接のポイントに付いて書きます。

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エスニック雑貨店の実店舗での面接

エスニック雑貨店に立ち商品を売るということは接客業です。

接客業全般に言えることですが先ず元気に受け答えが出来ること。

これが基本となります。

また服装に清潔感があることも重要です。

エスニック大好き!を全面に押し出したようなエスニックファッションで行くことはおすすめしません。

なぜならば面接をする方はあなたの本質を見ているからです。

一般的に面接にふさわしいと思われる服装で臨んで下さい。

受け答えは笑顔でハッキリと元気良くが基本です。

言葉が不明瞭だったり声が小さかったりすると「接客には向いてない」と判断します。

エスニック雑貨店のwebショップでの面接

実店舗を持たず楽天市場などのwebショップのみで営業をしているエスニック雑貨店もあります。

通勤圏内にそう言った店舗があればためらわず電話で求人の有無を聞きましょう。

楽天市場の店舗の場合は「会社概要」と言う欄に必ず住所が記載されています。

自分のテイストに合う店舗が見つかったら会社概要で住所を確認しましょう。

実際の面接は先に書いた実店舗での面接とかわりありませんがwebショップでの求人にはフォトショップなどのスキルが求められます。

またそう言ったスキルがなくとも「発送係り」として入り現場でフォトショップなどを教えてもらいながらのスキルアップもありです。

エスニック雑貨店の仕事内容

エスニック雑貨ネットショップ事務所

仕事の内藤も実店舗とwebショップでは違います。

重複する部分もありますがどちらも大変なお仕事です。

好きな物に囲まれて仕事が出来るのは良いことですがやはり仕事は仕事なのです。

エスニック雑貨店の実店舗の場合

主な仕事は店頭に立ち接客をし商品を売ることです。

人と話すのが苦手な方はあまり向いていないと言って良いでしょう。

他にも毎日の掃除やディスプレイの変更。

商品のポップを書いたり荷物が入荷すれば値付けの仕事もあります。

この記事を読んでいる方なら想像できると思いますがエスニック雑貨店の店内は細々としたグッズで埋め尽くされています。

それらがホコリで埋まっていたらお客さんもげんなり。

実店舗では時間が空いたら常に掃除をしているイメージでOKです。

エスニック雑貨店のwebショップの場合

webショップでは大きく分けて2つの仕事があります。

先ず商品の撮影をして画像加工し実際にwebにアップする仕事。

実店舗に例えると売り場に立ち商品を販売するイメージです。

それともうひとつ。

注文の処理や発送などの仕事。

こちらはバックヤードと呼ばれる裏方的な仕事ですがとても大事なポジション。

フォトショなどのスキルが無い方はそのような仕事に応募するのが通常です。

頑張って認められれば雑貨バイヤーへの昇格もあり

2022年2月チャトチャックマーケットのソイ

例えばバッグヤードの発送係として働き始めたとしましょう。

発送や検品作業に追われる毎日ですが空いた時間に商品撮影やフォトショップでの画像加工を教えてもらいメキメキと実力をつける方が稀にいます。

これは当店だけかも知れませんがそう言った仕事に前向きな方はバイヤーとして現場を踏ませています。

ただし使い物になったのはその方1名のみ。

30代の女性だったのですが苦手な英語も苦にせずグイグイ前に出ていくその行動力は横で見ていて気持ちが良い程でした。

他の方は3日目ぐらいから言葉が少なくなりご飯が食べられなくなってしまったり。

体感気温が30度をゆうに超えるアジアの市場で雑貨の仕入れをするというのは想像以上に過酷です。

それを含め楽しめるバイタリティーがある方は向いている仕事と言って良いでしょう。

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ここまでエスニック雑貨店で働いて見たい方向けに書いて来ました。

自分がお客さんとして気が向いた時に訪れるエスニック雑貨店。

「いつかこんなお店で働いてみたいなぁ」と言う気持ちは痛いほど分かります。

しかし仕事は仕事で大変な事も沢山あるのです。

その「大変なところ」はお客さんには見せません。

働いてみて初めて分かることなのです。

ここまで読んで「やっぱり私はエスニック雑貨店で働きたい!」そう思った方は仲間です。

アジアの街のどこかの屋台でビールを酌み交わしましょう!

いつの日かそんな時が来ることを楽しみにしています。

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