インド旅行はやめとけ?向いてない人の特徴とリアル注意点

海外旅行は楽しい反面、行き先によっては強い適応力が求められる国もあります。

その代表がインド。

好きになる人もいれば、「もう二度と行きたくない」と感じる人もいる。

賛否がはっきり分かれる国なのです。

ボク自身、20年以上インドを旅してきましたが、入院したこともありました。

その経験から断言できます。

インド旅行には向いていない人が確かに存在します。

・潔癖症で清潔さに強くこだわる人
・胃腸が弱く、すぐに体調を崩してしまう人
・押しに弱く、交渉ごとが苦手な人

こうしたタイプの人は、インド旅行で大きなストレスを抱えることになります。

この記事では、実体験を交えながら「インド旅行に向いていない人の特徴」と「失敗しないための注意点」をわかりやすく解説します。

 

スパイスやインド料理が苦手な人は要注意

はい。ボクです。ボクのことです。

食事って毎日のことだし、1日1回どころか2回3回と必ずやってくるイベント。

マサラと総称されるスパイス系が苦手な人は絶対にインドに向いてないです。

だからボクなんですけどね(笑)

インドで倒れて入院してからというもの、インドのスパイスの効いた料理が全くダメになりました。

入院食までカレー?現地の“食”のリアル

インドの入院食はカレー

冗談じゃありません。入院食もしっかりカレーです(泣)

この時は胃腸を悪くして食事がとれなくなり入院と相成りました。

「スパイスの効いた食事はNG。フルーツやヨーグルトなど胃腸に優しい食べ物にして下さい」

ドクターはそう言いました。

でも出てきた食事がこれです。

入院の話は別に詳しく書いています。

現地の病院や食事のリアルを知りたい方はこちらをどうぞ。
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インドで入院した尿員の 病室
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スパイスがダメだと“何を食べるか”問題に直面

こうなります。

ケチャップご飯です。

泣きたくなりますが、スパイスの効いた食事をするぐらいなら100倍マシなのです。

なにしろスパイシーな辛さが苦手の方はインドはかなり辛いです。

何を食べてもスパイスが効いているので、苦手な方は相当な覚悟が必要です。

胃腸が弱い人はインド旅行そのものが過酷になる

インドカレーのデリバリー

胃腸の弱い方はそれだけでもう爆弾を抱えているようなものです。

例え屋根と壁がちゃんとあるお店で食事をしたとしても、アナタのお腹は崩壊するのです。

一晩二晩トイレの中で便座を枕に寝ても全然ヘーキぐらいの気持ちが無いと無理です。

下したお腹を抱えスパイスの効いた料理を口に押し込み飲み下し、そしてまたお腹が崩壊するのです。

胃腸の弱い方はインドに向いていません。

インド旅行だけはやめておいた方が良いでしょう。

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潔癖症や衛生に敏感な人は強いストレスに注意

インドのカラフルな女性

インドの衛生環境は、日本と比べると劣悪です。

日本は「コンビニのおでんが不衛生だ」と議論が起きる国。

国全体がほぼ無菌室のような清潔さです。

そんな環境に慣れた人が、インドの現実に直面すると強いストレスを感じます。

例えば——

・電車の吊り革をつかめない
・トイレの便座に座れない
・他人が握ったおむすびが食べられない
・屋台の食器の衛生状態が気になる

出された料理にハエがブンブン。

追うのも面倒なぐらいの数のハエに囲まれ、平然とメシが食えるようじゃないと厳しいのです。

傍らには牛の○んこさんが落ちていて、「このハエはもしかして…?」なんて考えるようではインドは無理。

「インド 潔癖症」という観点でも要注意です。

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押しに弱い・交渉が苦手だと“観光客価格”の餌食に

インドのチャイ屋の男達

インドは英語が通じますが、イングリッシュではなくて「ヒングリッシュ」と呼ばれるほど独自の巻き舌の早口英語です。

そのヒングリッシュでまくし立てながら考える間を与える事なくひたすらぐいぐい押してきます。

そこでハッキリキッパリ「NO」が言えない人は向いていません。

あれよあれよとインド人の口車に乗せられ、あっという間に財布が空っぽ。

そんな話は日常茶飯事です。

どんな時でも鋼のような硬い意志で、インド人を押し返すぐらいの強い気持ちが必要なのです。

インドに向いている人の共通点

 

インドのメインバザールを歩く牛

結論から書くと変わった人」。

それ以外の言葉が見つかりません。

ちょっと変わった、クセの強い人。

アナタの周りにも一人か二人いませんか?そういう人がインドに向いています。

インドに向いている人の特徴をまとめるとこんな感じ。

・自己アピールが非常に強い
・多少悪くなった物を食べても腹を壊さない鋼の胃袋
・3食カレーでもびくともしない舌
・相手を徹底的にやり込めるまで絶対に諦めない

日本においては厄介者的な存在かもしれませんが、インドではその気質が武器になります。

なぜなら、それがインド人そのものだからです。

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まとめ|向いていない人の判断基準と最後の一押し

インドの陽気なサドゥー達

「あぁ。やっぱり自分は向いてないなぁ」と思った方は行かないほうが無難です。

コトは必ず起きて大体悪い結末を迎えます。

それがインドを旅する日常です。

インドには1億を超える神様がいるらしいですが、誰一人として日本人の味方などしてくれません。

それでも「行ってみたい!」と思うような独自の思考を持つ方は、挑戦してみる価値があります。

ここまで書いてきたことに当てはまったとしても、ワンチャンあるかもしれません。

深く考えてはいけません。

今すぐインド行きのチケットを取り、バックパックに必要最低限の物を詰め込んで旅に出ましょう。

インドはいつだって誰だってウェルカムな国なのです。

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