インド旅行に向いていない人の特徴|経験者が語るリアルな注意点

インドは独特の文化や生活習慣が色濃く残る国。

その魅力に惹かれる一方、旅をするには強い適応力が求められます。

例えば、毎日のようにスパイスの効いた食事を口にする必要があるため、インドカレーが苦手な人や胃腸が弱い人にとっては過酷な環境となりがちです。

また、衛生面に敏感な潔癖症気味の人や、強引な交渉を苦手とする押しに弱い人も、現地でストレスを感じやすいでしょう。

もしこの記事を読んで「自分は当てはまりそう」と感じた場合、無理に旅を計画するよりも他の国を検討するのが賢明です。

関連記事

インドってもしかして3食カレーなの?そんな質問をたまにいただきます。3食?冗談じゃない!インドは入院してもカレーです。ボクは実際2度、インドで入院しているので参考まで。[sitecard subtitle=関[…]

インドのインディラ・ガンジー国際空港

 

インドカレーが食べられない人

はい。ボクです。ボクのことです。

食事って毎日のことだし1日1回どころか2回3回と必ずやってくるイベント。

マサラと総称されるスパイス系が苦手な人は絶対にインドに向いてないです。

だからボクなんですけどね(笑)

インドで倒れて入院してからというもの、インドのスパイスの効いた料理が全くダメになりました。

 

インドの入院食はカレー

インドって本当に3食カレーなの?

冗談じゃありません。入院食もしっかりカレーです(泣)

この時は胃腸を悪くして食事がとれなくなり入院と相成りました。

「スパイスの効いた食事はNG。フルーツやヨーグルトなど胃腸に優しい食べ物にして下さい」

ドクターはそう言いました。

でも出てきた食事がこれです。

入院の話は別に書いていますので興味のある方はどうぞ。

インドは病院もカオスです。

関連記事

インドで入院しました。中々ない経験です。この記事ではその時の入院の様子を書きました。インドはインドで「インドの病院はやはりインドの病院」でしがありませんでした。万が一これを読んでいるアナタがインドで入院する羽目になった場合この記事がきっ[…]

インドの病室

インドでカレーが食べられないとどうなるのか

 

こうなります。

ケチャップご飯です。

泣きたくなりますが、スパイスの効いた食事をするぐらいなら100倍マシなのです。

なししろスパイシーな辛さが苦手の方はインドはかなり辛いです。

何を食べてもスパイスが効いているので、苦手な方は相当な覚悟が必要です。

Sponsored Link

胃腸の弱い方

インドカレーのデリバリー

胃腸の弱い方はそれだけでもう爆弾を抱えているようなものです。

例え屋根と壁がちゃんとあるお店で食事をしたとしても、アナタのお腹は崩壊するのです。

一晩二晩トイレの中で便座を枕に寝ても全然ヘーキぐらいの気持ちが無いと無理です。

下したお腹を抱えスパイスの効いた料理を口に押し込み飲み下し、そしてまたお腹が崩壊するのです。

胃腸の弱い方はインドに向いていません。

インド旅行だけはやめておいた方が良いでしょう。

インドを旅する心構えについても書いています。

併せてどうぞ。

関連記事

インドは一筋縄ではいかない、独特の魅力と難しさが共存する国です。ビザの取得から始まり、現地での文化や衛生面、交通手段の選び方まで、旅を成功させるには多くの準備と心構えが必要です。この記事では、20年以上インドを訪れてきたボクの経験をもと[…]

インドのラジャスタン地方の女性達

潔癖症気味の方

 

インドのカラフルな女性

インドの衛生環境は劣悪です。

日本はコンビニのおでんが不衛生だ!なんて議論が起きる国です。

国自体が無菌室のようなものなのに、コンビニのおでんが汚いと感じる人はインドなんか到底無理。

例えば電車の吊り革をつかめないとかトイレの便座が気持ち悪くて座れないとか。

他人が握ったおむすびが食べられないなんて方もインドは無理です。

出された料理にブンブンとたかるハエを追うのも面倒なぐらいのハエに囲まれ、平然とメシが食えないるようじゃないと駄目なのです。

傍らには牛の○んこさんが落ちていてこのハエはもしかして?なんて考えるようではインドは無理です。

押しに弱く口数の少ない方

インドのチャイ屋の男達

インドは英語が通じますが、イングリッシュではなくて「ヒングリッシュ」と呼ばれるほど独自の巻き舌の早口英語です。

そのヒングリッシュでまくし立てながら考える間を与える事なくひたすらぐいぐい押してきます。

そこでハッキリキッパリ「NO」が言えない人は向いていません。

あれよあれよとインド人の口車に乗せられ、あっという間に財布が空っぽ。

そんな話は日常茶飯事です。

どんな時でも鋼のような硬い意志で、インド人を押し返すぐらいの強い気持ちが必要なのです。

数ヶ月に渡りインドの取引先とやり合った過去の戦いの歴史も記しました。

インド人と対峙した場合「良い悪い」ではなく諦めた方が負けです。

関連記事

「インド」という言葉を聞くだけで、胃の奥がキュッと締めつけられるほど、正直インドが大の苦手です。エスニック雑貨屋を営んでいる身としては、ちょっと矛盾しているかもしれませんが、ボクは「インド人との仕事」が本当に大嫌い。なぜなら、い[…]

哲学者みたいな顔のインド人

ではインドに向いてる人はどんな人なのか

 

インドのメインバザールを歩く牛

結論から書くと「変わった人」それ以外の言葉が見つかりません。

ちょっと変わったクセの強い人。

アナタの周りにも一人か二人いませんか?

そう言う人がインドに向いています。

非常識なぐらい自己アピールが強く、多少悪くなった物を食べても腹も壊さない鋼の胃袋を持ち、3食カレーでもびくともしない舌で相手を徹底的にやり込めるまで諦めない。

日本においてはそんな厄介者的な存在であればインドを楽しく旅できるでしょう。

なぜならそれがインド人そのものだからです。

インド旅行に向いてない人まとめ

インドの陽気なサドゥー達

「あぁ。やっぱり自分は向いてないなぁ」と思った方は行かないほうが無難です。

コトは必ず起きて大体悪い結末を迎えます。

それがインドを旅する日常です。

インドには1億を超える神様がいるらしいですが、誰一人として日本人の味方などしてくれません。

それでも「行ってみたい!」と思うような独自の思考を持つ方は、ここまで書いてきたことに当てはまったとしてもワンチャンあるかもしれません。

深く考えてはいけません。

今すぐインド行きのチケットを取り、バックパックに必要最低限の物を詰め込んで旅に出ましょう。

インドはいつだって誰だってウェルカムな国なのです。

 

関連記事

先日、半年にわたるインド旅行からバンコクへ戻ってきました。エスニック雑貨バイヤーとして20年以上インドと関わってきましたが、こんなに長期間の滞在は初めての経験です。今回の旅で実際に感じた、インド旅行に持っていくべきもの・現地[…]

インドの陽気なサドゥー達
Sponsored Link
インドの陽気なサドゥー達
最新情報をチェックしよう!