「カオサン通りの夜遊びって、実際どんな感じ?」
ガイドブックには「賑やか」「バーが多い」程度しか書いていない。
でも実際に行くとなると、何時に行けばいいのか、どこで飲めばいいのか。
そして予算はどのくらいかかるのか、わからないことだらけですよね。
ボクはカオサン通りから徒歩10分のアパートに住んで30年。
今も毎週のように歩いています。
この記事では、時間帯別に「何をするか」を具体的にお伝えします。
初めてカオサンの夜に飛び込む人が、迷わず楽しめますように。
・カオサン通りの夜遊び、時間帯別の楽しみ方
・おすすめのバーエリアと予算感
・地元民しか知らない裏カオサン・ランブトリー通り
・マリファナ・笑気ガスの現状
・夜遊びで守るべき最低限のルール
カオサン通りの夜遊び|時間帯別の楽しみ方
カオサン通りは時間帯によって顔が全く変わります。
「何時に行くか」で体験できることが大きく違うので、自分のペースに合わせて計画を立てましょう。
15〜17時|雑貨・お土産屋散策でウォームアップ
日が傾き始める15時頃、カオサン通りはまだ比較的静かです。
この時間帯が「雑貨・お土産探し」のゴールデンタイム。
夜になると人混みで見づらくなる店も、この時間なら落ち着いてじっくり選べます。
カオサン通り周辺で買えるものはこのあたりです。
・エスニック雑貨
・シルバーアクセサリー
・タイパンツ・エスニックウェア
バイヤーとして30年仕入れをしてきたボクから言わせると、カオサン通りの雑貨は玉石混淆。
量産品も多いので、裏路地の小さな店をのぞく方が面白いものに出会えます。
タイの少数山岳民族である「モン族」のグッズを専門に扱う店もあるので、ハンドメイド品を探してる方におすすめします。
それから、値段交渉はカオサンでは当たり前。
最初の提示額から2〜3割引きを目安に交渉してみましょう。
17〜19時|屋台が並び始める、ビール片手に夕暮れ散策
17時を過ぎると屋台が動き始めます。
揚げ物の香り、ソムタムを作る音、フルーツシェイクのブレンダー音。
カオサン通りが「夜の顔」に変わり始める瞬間です。
夕暮れどきのおすすめの過ごし方は、ビールを1本買って通りを歩きながら人間観察。
土産物屋や屋台を冷やかしながら歩くのにベストな時間帯。
世界中から集まった旅人たちが、それぞれのペースでカオサンの夜を迎える準備に入ります。
重いバックパックを背負い到着したばかりの旅人。
何週間も滞在しているベテラン勢。
観光で来たファミリーやカップル。
この「夕暮れのカオサン」は、夜の喧騒との一歩手前という独特の空気感があります。
屋台の相場は以下の通り。
・パッタイ:50〜70バーツ
・揚げ鶏・串焼き:30〜50バーツ
・フルーツシェイク:40〜60バーツ
・ビール小瓶(屋台):80〜100バーツ
20〜23時|音楽・バー・クラブが最高潮
20時を過ぎるとカオサン通りの夜がスタート。
爆音の音楽、通りを埋め尽くす人、あちこちで空いていくビール瓶。
カオサン通りが本気を出してくる時間帯です。
バーのテーブルは通りにまであふれ出し、見知らぬ旅人同士が乾杯している光景は日常茶飯事。
この時間帯のカオサンは、言葉も国籍も関係ない。
「旅をしている」という共通点だけで繋がれる場所です。
クラブに入りたければ、通り沿いの大箱クラブへ。
入場は無料のところが多く、ドリンク代だけで楽しめます。
深夜0時以降|ツウだけが知る夜明けまでの過ごし方
深夜0時を過ぎると屋台は閉まり始めますが、バーとクラブは続きます。
朝方4〜5時まで営業している店もあり、「気づいたら夜明け」というのがカオサンあるある。
ただし深夜以降の裏路地は注意が必要。
表通りにいる分には問題ありませんが、知らない人についていくのは危険です。
カオサン通りのおすすめバーエリアと予算感
カオサン通りのバーは大きく2種類に分かれます。
通り沿いの大型バーは音楽が大きく、人も多く、ノリで飲む場所。
初めての人はここから入るのが自然です。
席につけば勝手に店員が来るので、英語が苦手でも問題なし。
路地裏の小さなバーは少し落ち着いた雰囲気で、旅人同士で話し込むのに向いています。
値段も通り沿いより少し安め。
予算感は大体このくらい。
・ビール小瓶(バー):100〜150バーツ
・ビール大瓶(バー):150〜200バーツ
・カクテル:150〜250バーツ
ビールを3〜4本飲んで屋台で食事をして、1,000〜1,500バーツ(約5,000〜7,500円)あれば十分楽しめます。
裏カオサン・ランブトリー通りの楽しみ方
カオサン通りの喧騒が苦手な人、もう少し落ち着いた雰囲気で飲みたい人に教えたいのがランブトリー通りです。
カオサン通りと平行して走るこの通りは、地元では「裏カオサン」と呼ばれています。
カオサンとの違いはこんな感じです。
・音楽の音量が控えめ
・生演奏のバーが多い
・テーブル間隔が広く会話しやすい
・旅慣れた大人の旅人が多い
カオサンで飲んだ後、締めにランブトリーへ移動するというパターンも定番です。
カオサンの賑やかさに疲れたら、ぜひ足を延ばしてみてください。
歩いて2〜3分の距離です。
マリファナ・笑気ガスの現状
カオサン通りを歩いていると、甘ったるいマリファナの香りが漂ってくることがあります。
タイでは2022年に大麻が非犯罪化されましたが、2026年現在は規制が再び強化される方向で動いています。
法律の状況が流動的なため、旅行者が安易に手を出すのは非常にリスクが高い。
笑気ガス(風船)の売り子も夜のカオサンでは見かけます。
こちらも同様にグレーゾーン。
勧誘されても断るのが正解。
トラブルに巻き込まれるリスクを考えれば、関わらないのが一番賢い選択です。
外国だからと背伸びをして手を出し、旅行を台無しにする可能性があることをしっかりと自覚して下さい。
詳しい現状については別記事で解説予定です。
夜遊びで守るべき最低限の注意点
カオサンの夜は楽しい。
でも油断すると痛い目に遭います。
30年見てきた教訓をシンプルにまとめると:
・財布とスマホは常に体の前側に
・深夜の裏路地は一人で歩かない
・知らない人についていかない
・酔いすぎない(判断力を失わない)
これだけ守れば、夜のカオサンは最高の思い出になります。
治安と防犯についてさらに詳しくはこちら。
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よくある質問|カオサン通り夜遊びQ&A
一人でも楽しめますか?
女性一人でも大丈夫?
何時頃に行くのがベスト?
予算はどのくらい必要?
ランブトリー通りはカオサンから遠い?
まとめ|カオサン通りの夜は、飛び込んだもの勝ち
カオサン通りの夜遊びに「正解のルート」はありません。
でも時間帯別の流れを知っておくだけで、迷わず動けます。
15時から雑貨を見て、夕暮れに屋台でビールを飲んで、20時からバーへ。
気が向けばランブトリー通りに流れて、夜明けまで飲んでもいい。
30年経った今も、カオサンの夜は飽きません。
世界中の旅人が同じ空間で笑い、歌い、騒ぐ。
あの雰囲気は世界中どこを探してもカオサンでしか味わえません。
怖がらずに飛び込んでみてください。
カオサン通りの夜は、きっとあなたの旅を変えてくれます。
そしてその夜のことを、何年経っても思い出すはずです。
カオサン通りを目一杯楽しんで下さい。
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