「タイ=物価が安い」そう思っていませんか?
実は今、円安と現地インフレの影響で、タイ旅行中に驚くほど出費がかさむケースが増えています。
例えばこんな場面
・朝食カフェで軽く1,000円超え
・コーヒー1杯が日本と同じ500円
・観光地で支払う料金はローカルの3〜5倍!
「東南アジアは安い」と思っていたのに、数日で旅費が底をつく…そんな人が後を絶ちません。
・タイ旅行で「無駄な出費」を防ぐコツ
・現地価格と観光価格の見抜き方
・初心者でもできる節約テクニック
・タイ現地で損しないお金の使い方
28年間タイを旅してきた雑貨バイヤーの視点から、リアルな物価感覚と節約のコツをお届けします。
初めてのタイ旅行、絶対に失敗したくない方は必読です!
そんなふうに感じているあなた、大丈夫です。バックパッカーデビューにぴったりの国,それが“タイ。物価は安くてごはんも美味しい。治安も良くて人もやさしい。しかも日本からたったの6時間ちょっとで行けるなんて、ほぼ沖縄感覚。この記事では[…]
タイ旅行前に知っておきたい!現地の「リアルな物価感覚」
タイ旅行を成功させるカギは、現地の金銭感覚を知ることです。
特に、観光客向けのカフェやレストランの価格は、日本とほぼ同等。
ローカルとの価格差を知らないまま動くと、気づかぬうちに「“観光地価格”ばかり払っていた…」ということになりかねません。
タイのカフェ朝食は1,000円超えも珍しくない
たとえば、チェンマイの外国人向けカフェで朝食を食べると…
👉 220バーツ(約1,000円)
これはローカル食堂なら
たったの 40~50バーツ(約180〜230円)で済む内容です。
約5倍の価格差があるのは、観光地あるある。
現地価格を知らないと、「タイは安い」のイメージが裏切られます。
観光エリアとローカルエリアの価格差に注意
・外国人が多い街中のエリア
→ 観光客価格(高め)
・地元の人が通うローカル街・屋台
→ タイ人価格(かなり安い)
「節約旅」を考えている人は、エリア選び=節約の第一歩です!
次は、旅行中によく使うサービスの料金を紹介します。
具体的な金額感覚をつかんでいきましょう!
タイ旅行中に損しないための「お金の考え方」

タイでは、価格の幅が非常に広いのが特徴です。
旅行中に損をしないためには、現地の「適正価格」を把握しておくことが重要です。
体験ベースのリアルな物価例(チェンマイの場合)
・🚕 タクシー4時間貸切:
700バーツ(約3,200円)
・🛏️ ゲストハウス1泊:
350バーツ(約1,600円)
・🍛 ローカルごはん1食:
40~50バーツ(約180~230円)
・☕ カフェの朝食セット:
220バーツ(約1,000円)
→ カフェの朝食=ローカル食堂の約5食分!
何にいくら払うべきかを判断するには、“現地の価値観”をベースに考えることが大切です。
「タイ=物価が安い」そう思っていませんか?実は今、円安と現地インフレの影響で、タイ旅行中に驚くほど出費がかさむケースが増えています。例えばこんな場面・朝食カフェで軽く1,000円超え・コーヒー1杯が日本と同じ500円・観光地[…]
タイバーツを理解する簡単なコツ

タイ旅行中、「これって高いの?安いの?」と悩むこと、ありませんか?
そんな時に役立つのが、タイバーツの“感覚的価値”を知っておくことです。
覚えておきたい!タイバーツのざっくり感覚値
簡単な目安としては以下の通り。
バーツにゼロを1つ足すと、ざっくり日本円の“感覚値”
この考え方が便利です。
たとえば…
・500バーツ → 約5,000円の価値感
・1,000バーツ → 約10,000円の価値感
実際の為替レートとは異なりますが、現地での“タイバーツの重み”を体感的に理解するには十分有効です。
タイバーツの価値を直感的に理解するには「タイバーツにゼロをひとつ足した金額が日本円の相対的価値」と覚えると便利です。
タイの平均月収を知れば価値がわかる
たとえば、タイの大卒の平均月収は約15,000バーツ(約6万8,500円)。
この金額を元に考えると、現地での1,000バーツは、日本で1万円を払うのと同じくらいの感覚だとわかります。
つまり、あなたがカフェで1,000バーツ使えば、タイ人にとっては「給料の1/15を一食で使った」感覚です。
タイでのお金の使い方=“地元の価値観”に寄せる
旅行者が現地の物価感覚を理解していないと、ちょっとした買い物でも“大出費”扱いになることも。
節約しながらも楽しみたいなら、
日本円で安いか高いかではなく、現地の人にとって高いか安いか
この視点がとても重要で、お金の使い方がグッと変わります。
なぜこの考え方が大事なのか?
物価の感覚を間違えると、
・観光地価格を当然と思って払ってしまう
・本来もっと安く楽しめる現地体験を逃す
・気づけば財布が空に…
という失敗に繋がります。
旅行中の失敗を防ぐためにも、“バーツにゼロを1つ足す”感覚をぜひ覚えておいてください。
このコツを身につければ、現地の買い物や飲食でも判断の目安に。
賢く・無駄なく・充実したタイ旅行ができるようになりますよ!
初めての街では「スーパー」で物価をチェック!
タイに到着したら、まず最初にしてほしいことがあります。
それは・・・・
現地のスーパーマーケットやコンビニを覗くこと。
これは単なる買い物ではなく、物価感覚をつかむための重要な行動です。
なぜスーパーを見るのがいいの?
観光地では、観光客向けの価格設定が多く、「現地の相場」が見えにくくなりがちです。
一方で、スーパーやコンビニの価格は地元基準。
つまり、その国の“リアルな生活コスト”が見えてきます。
例えばこんな方法で物価をつかむ!
・コーラやお茶など、飲み物の値段を見る
・お菓子・カップ麺などの軽食類をチェック
・日用品コーナーでシャンプー・歯ブラシの価格を確認
・お弁当や惣菜があればその値段をチェック
たったこれだけで、タイの“生活レベルの物価”が感覚でわかるようになります。
日本円に換算しすぎないのがコツ
ついクセで「日本円だと◯◯円か…」と換算しがち。
それを続けていると・・・・
・なんでも安く見えてつい浪費してしまう
・本当は高いのに気づかず“観光価格”で損する
といった失敗につながります。
重要なのは、現地の金銭感覚に自分を合わせること。
バイヤー経験者からのアドバイス
ボクはタイ歴28年の雑貨バイヤー。
初めての街では必ずスーパーや市場に立ち寄り、物価を観察しています。
「何がいくらか?」を知ることが、その土地の価値観を知ることに繋がるのです。
観光地を巡る前に、まずはスーパーへ。
“物価を知る”ことが、賢い旅の第一歩になります。
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タイ旅行は「節約」×「楽しさ」のバランスが大切!
節約旅を成功させたいなら、お金を使わないだけじゃ不十分。
「楽しさ」も両立させることが、旅を充実させるコツ!
現地ならではの文化や雰囲気に触れることで、タイ旅行はより“濃く・忘れられない体験”になります。
ローカル市場&屋台を活用して食費を抑える
観光地のレストランではなく、ローカルな市場や屋台を活用しましょう。
たとえば…
・朝ごはん → 地元の屋台でジョーク(タイのお粥)
・昼ごはん → 市場でガパオライス
・デザート → フルーツ屋台でマンゴーやカットスイカ
どれも安くてボリュームたっぷり&本格的な味。
観光地のレストランの1/3の予算で、地元の食文化をしっかり堪能できます。
👉 ジョークについてはこちらの記事>>>
👉 ガパオライスについてはこちらの記事>>>
👉 フルーツ屋台についてはこちらの記事>>>
タイの屋台や食堂でよく見かける「ガパオライス」その香ばしい香りとピリ辛な味わいに、ハマる旅行者は後を絶ちません。でも、実は「ガパオライス」という名前ではタイ人に通じないことをご存じですか?[…]
値段交渉は“ゲーム感覚”で楽しむ
タイのローカル市場や露店では、値段交渉(値切り交渉)が日常的に行われます。
最初は戸惑うかもしれませんが…
✔ 笑顔で
✔ 簡単なタイ語を交えて
✔ 相手とのやりとりを楽しむ
これだけで場の空気が和み、交渉もスムーズに!
まるでゲームのように交渉を楽しむことが、旅の思い出をもっと豊かにしてくれます。
「買い物=体験」にすることで満足度が上がる
市場や屋台での買い物は、
単なる節約手段ではありません。
✅️タイ人との触れ合い
✅️見たことのない商品との出会い
✅️五感で感じる異国の空気
これらがすべて、唯一無二の“旅の体験”になります。
地元雑貨を買うときも、「どこで作られたか」「誰が作ったか」といった?
背景を知れば、それは単なる“モノ”から思い出の宝物へと変わるはずです。
「節約」と「現地文化の体験」
この2つを上手に組み合わせることができれば・・・・
タイ旅行は、予算以上の価値ある旅になります!
節約しながらタイ旅行を楽しむ
「節約しながらタイ旅行を楽しむには、ちょっとしたコツと心がけが大切です。
節約ばかりを意識するのではなく、無駄を省きつつ楽しむことがポイント。
ローカルな体験を加えれば、旅の満足度はグッと高まります。
お金を賢く使いながら、ネットには落ちていない自分だけの体験を楽しみましょう。
忘れられない思い出がきっと作れるはずです。
まとめ|タイ旅行は“知識”でお得になる!
タイ旅行をもっと楽しむカギは、現地の物価感覚を知ることにあります。
「タイ=安い」という先入観だけで行動するのはNG。
観光地価格や円安の影響で思った以上にお金がかかってしまうことも。
でも、ローカル価格を知っておくだけで
・無駄な出費を避けられる
・節約しながら現地の文化を体験できる
・旅の満足度がグッと上がる
といったメリットがあります。
特に初心者の方は、最初に「どこでお金を使うべきか・抑えるべきか」
その目安を持っておくことがとても大切です。
この記事で紹介した「バーツ感覚のつかみ方」や「物価リサーチのコツ」を実践して下さい。
旅行中に“損した…”と後悔することはグッと減るはずです。
知識を持って、賢く・楽しく・心に残る旅を!
タイ旅行は、ちょっとした意識で何倍もお得に楽しめる国なのです。
初めてのタイ旅行は、持ち物選びで戸惑うことが多いもの。現地で何が買えて、何を準備すべきか分からないと、不安がつのりますよね。ボクは雑貨バイヤーとして28年間タイに通っています。初心者向けに、日本から持っていくべき必須アイテムと現地調達で[…]