チェンマイではテクテクと徒歩で頑張っていたのですが辛くなりました。55歳です。よる年波です(笑)
街のサイズ感が手頃な感じで小さいので自転車はどうだろう?と調べて見ると日本製の中古自転車専門店が見つかりました。
バイクはちょっと危ないしチェンマイは一方通行も多いので自転車にしようと知り合いのタクシーを呼び出して突撃です!
チェンマイで中古の日本製の自転車を手に入れる
愛車を手に入れました。
まぁクルマの1台も持てないようじゃオトコとして失格ですからね。
ビュンビュン走りますよ。中古の自転車です。それが丁度「身の丈」に合っているんです。ほっといて下さい。嬉しいんです。
チェンマイで日本の中古自転車を扱ってる店ถีบ
ボクが足を運んだのはこちらです。店の名前は「จักรยานบ้านฮักแล้ว」読める方は読んで下さい。ボクは読めません(笑)
チェンマイで日本製の中古自転車を探している方はご参考を。
日本製に拘らなければビッグCなどで新品の中国製が買えます。
この辺が悩むところですが実際ビッグCなんかで中国製の新品の自転車を見て歩くとちょっと違和感を感じるんですよ。
やっぱり慣れ親しんだ日本製の自転車が良いなと思ったのでこの店で購入することにしました。
店が閉まっていても直ぐ裏手が自宅になっているので問題ありません「サワディーカーップ!」と大きな声で挨拶をしながら自宅に突撃しましょう。
ボクもそうだったのでそれで良いと思います(笑)
確実に日本から来ましたと言う中古自転車達
中古と言えど安心の「メイド・イン・ジャパン」なので快調です。この店の自転車は全部日本製。
花園高校のステッカーが貼ってあったり郵政の郵便配達自転車があったり。
近所のガキどもを追い回したりして何台か試乗しながらボクが選んだ自転車には「パークヒルズ」と言うステッカーが貼ってありました。
どなたかこのステッカーご存知ないですか?もしかするとアナタが乗っていた自転車かも知れませんよ!(笑)
お値段は先日ホームセンターで見た新品の中国製自転車と変わりませんがズバ抜けてお高いのが郵政の赤い自転車。まだまだ乗れそうなコンディションです。
何やってんだよ郵政。ちゃんと最後まで乗れよー。勝手にタイに流したの誰?身元割るぞコラ!などとは考えもしませんでしたが6,500バーツですって!約22,400円!?
今住んでいるアパートの1ヶ月分の家賃と同じです。高くないですか?
買った中古自転車はこれ
ボクが選んだ一台は鮮やかなイエローカラーがイカス27インチの6段変速ギア付き。
ちょっとカーブしてるフレームの感じオシャレじゃないですか?なんたってパークヒルズの自転車ですからね。そらシャレオツに決まってます(笑)
とりあえず値切ってみた
お値段は前カゴとチェーン鍵を付けて3,030バーツ。
なんとなく気持ちの悪い数字の並びです。
当然の様に値切りました。こういう時は俄然タイ語が話せるようになるんです。
地元のデビ夫人みたいな強いオバちゃんに教えてもらいました。値切り方。第一声が違います。
「コレ。負けていくら?」
そうなんです。初手から相手の言い値なんかで買う気がないんです。と言うかそもそも相手の話なんか聞いちゃいない。
「ロッダイ タオライ!?(語気強め)」←これ「負けてナンボにするん?」って聞き方。試合開始のゴングです。スタートは3,030バーツ’約10,400円(ファイッ!!
「んー負けて2,900かな」
高いなー。2,500にしてよ。
「ちょっとそれは無理だな。2,800でどう?」
じゃチリンチリン付いて無いからサービスで付けて。ライトも接触が悪いから変えて。それからチェーンに油をさしてタイヤの空気も入れて。リムの汚れはちゃんと拭いて磨いて。それで2,800。
「」←
このような試合運びになった場合は黙った方が大体負けです。2,800バーツ(約9,600円)でゲットです。頑張りました。
230バーツ(約800円)を値切るのに路上で汗まみれの戦いです。ちょっと勝ったのか負けたのかよく分からない微妙な試合だったかも知れませんが概ね満足です。明日からボクは風になります。
チェンマイは愚かタイランドの。いや。広大なアジア大陸を駆け抜ける風になるんです。いつの時代も答えは風に吹かれて見つかるものです。
ボブ・ディランって知ってる?小難しい顔して調子っぱずれに歌うジジー。特に好きではありませんがBlowin’ in the Wind(風に吹かれて)は好きです。歌い継がれる普遍の名曲です。
そう。全ての答えは風の中にあるんです(笑)
自転車を手に入れました。これで活動範囲がぐっと広がります。中古とは言え日本製です。シマノの6段変速機付きです。ハナが高いです。そう思っていたのもつかの間。タイで自転車の地位は思ったより低かったです(シクシク無理やりタクシーに乗せて[…]