インド旅行の話になると、必ず出てくるのがデリーの治安問題。
危険、詐欺だらけ、やめとけ。
そんな声をよく聞きます。
でも本当にそうなのか。
20年以上デリーに通い続けたボクが、正直に答えます。
これからインドに向かう方は参考にして下さい。
この記事を読んでおくだけで、ぐっと危険度が下がります。
・デリーの治安は本当に危険なのか
・トラブルに遭う人と遭わない人の違い
・ボクが実際にやられた話
・デリーでよくある詐欺とトラブルの手口
・バイヤーが20年守ってきたたった3つのルール
【結論】デリーは危険じゃない
28年アジアを旅をしていて、ボクが一番物を盗られたり、危険な目に遭っているのはバンコクです。
デリーでのトラブルは、バンコクに比べるとかなり少ないのです。
「インドは怖い」と言うイメージが危険と思われる理由かもしれません。
危険よりも衛生面の方が問題だと思ってもらって構いません。
ボクが実際にトラブルに遭ったパターン
デリーでのトラブルは数えるほどです。
どれも今思うと、ほんの少し気をつけていれば、未然に防げる些細なことばかり。
リキシャでの運賃トラブル
まだインドに通い始めたばかりの頃です。
リキシャとの運賃交渉で行き違いがあり、いざお金を払う段階で揉めました。
近くにいたインド人が助け舟を出してくれて事なきをえましたが、言葉が本当じゃない交渉は揉め事の種。
スリ
乗合のオートリキシャでの出来事です。
向かいの席に、小さな子供連れの女性が乗り込みました。
子供に気を取られている間に、バッグに入れていた現金5万円がなくなっていました。
ポイントとしては、バッグを前がけにしていたことで、危機感が薄れ油断していたことです。
デリーでよくあるトラブル
デリーには避けて歩くのが難しいぐらい、トラップが仕掛けられています。
どれも有名なトラブルなので、今一度アタマに入れて下さい。
ニューデリー駅での詐欺
「その電車は事故で運休になった」などの理由をつけて、新たにチケットを購入させる詐欺は今でも健在です。
ボクも声をかけられ、どんな詐欺かと思いついていって見たことがあります。
公式の窓口の横に、粗末な椅子に座るオトコが待っていました。
冷静になればすぐに見破られるのですが、なれない場所で時間がなかったりするといとも簡単に引っかかります。
旅行代理店で軟禁
高額なツアーを購入するまで、軟禁状態になるトラブルは今でも後が立ちません。
実際にインド旅行中の知り合いから助けを求められ、現地の知り合いの旅行代理店を通じ解決した過去もあります。
睡眠薬強盗
飲み物に睡眠薬を盛られて身ぐるみを剥がされるパターンです。
栓が開いている飲み物や、見知らぬ人からの飲み物には注意が必要です。
エリア別・ボクが感じるリアルな危険度
デリーで旅行者が訪れるエリアは、ボクもよく行く場所です。
その経験から、それぞれの危険度を書いていきます。
パハールガンジ
バックパッカーが集まる通りで、ボクの定宿もここにあります。
ニューデリー駅を背にして伸びる通りには様々な店が並んでいますが、不慣れな旅行者が集まる場所なので注意が必要。
詐欺のような旅行代理店や、強引に物を売りつけるお土産屋は特に注意して下さい
コンノートプレイス
非旅行者はもちろん、インド人も集まるショッピングエリア。
UNIQULOなどもあり、中流以上のインド人が多いことから、位置づけはパハールガンジの上です。
強引な靴磨きなどもいますが、比較的安全なエリアと言えるでしょう。
オールドデリー
オールドデリーはレッド・フォート(赤い城)をランドマークとする旧市街エリアです。
ショッピングに訪れるインド人が多いことから比較的治安はよし。
メインロードから細い路地に入った店には気をつけましょう。
それでもトラブルに遭う理由
ではなぜ治安の話や危険だと思われているのか。
それはインドに対するイメージです。
インドでトラブルに遭う人には幾つかのパターンがあります。
・ハッキリ「NO」が言えない人
・答えを先延ばしにしてしまう人
・無理なスケジュールを組んでいる人
逆に言えばこの3つを気をつければトラブルは防げます。
ひとつずつ解説しますね。
ハッキリNOが言えない人
日本人特有です。
「NO」が言えない人はインド旅行に向いていないと言ってもいいです。
意思をハッキリ伝えないことはトラブルのもとだと思って下さい。
答えを先延ばしにしてしまう人
意思決定が遅いということはそれだけで相手に漬け込むスキを与えます。
インドの旅はトラブルがつきもの。
小さい原因を解決するのではなく、これからどうすればスムーズにことが運ぶのか結論を最短で導くのがポイントです。
無理なスケジュールを組んでしまう人
折角インドにきたのだからとスケジュールを目一杯詰め込むのは危険です。
先を急ぐばかりに判断を間違う人が多いです。
また、疲れていると判断が鈍り、そこにつけ込まれるのです。
バイヤーが20年守ってきたたった3つのルール
デリーで危険な目に合わないためにも、3つのルールを覚えて下さい。
先を急がない
デリーでは「急ぐ」こと自体がトラブルの入口です。
時間に追われていると判断が鈍り、怪しい話にも耳を貸してしまう。
ボクは仕入れのスケジュールに必ず余裕を持たせています。
無理なスケジュールは組まない
詰め込んだスケジュールは疲労を生み、疲労は判断ミスを生みます。
「もう1箇所行けるかも」という欲が、トラブルを引き寄せます。
行けなかった場所は次回のお楽しみ。それがインドとの長い付き合い方です。
一人で密室に入り込まない
旅行代理店でも、見知らぬ人の部屋でも、一人で密室に入るのは絶対にNGです。
軟禁・強盗・睡眠薬強盗、デリーの深刻なトラブルは全てここから始まります。
断る理由は何でもいいです。
「友人が待っている」「電話がある」その場を離れることが最優先です。
まとめ
デリーは危険な街ではありません。
ただしトラブルがゼロとは言えない。
大切なのは正しい知識を持ち、冷静に行動すること。
28年アジアを旅してきたボクが言えることはひとつです。
デリーを怖がるより、デリーを知ることの方がずっと大切。
疑心暗鬼でデリーを歩くのではなく、スマホから視線を上げてその目でデリーを見てみて下さい。
緑の多いステキな街であることに気づくはずです。
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