チェンマイの朝は、どこか懐かしくて、ゆるやかな風が街を包み込みます。
せっかくのタイ旅行、朝ごはんくらいは観光地のカフェではなく、地元の人が集うローカル食堂で味わってみませんか?
40バーツのガパオライス、無料の飲み水、片言のタイ語と笑顔のやり取り――
そんなひとときが、何よりも心に残る旅の記憶になります。
今回は、筆者が実際に通っているチェンマイのローカル食堂でのリアルな朝食体験をお届けします。
チェンマイのローカル食堂での朝ご飯

駐車場の片隅の軒下を借りて実にタイらしい佇まい。シビレます。
こう言う地元の人に愛されている食堂が不味い訳がない。辛いですけど(泣)
この手の食堂の女将さんはほとんど英語を介さないので口から火を吹く前に注文する際は一言こう付け加えましょう。
「マイサイ プリック ナ」(唐辛子を入れないでね)
「マイ ペット ナ」(辛くしないでね)
「ペット ニットノイ ナ」(少しだけ辛くしてね)
下に行く程辛さは増します。
「オレは口から火を吹きマッハ3で空を飛んでやるぜ!」って方は不要なのでメニューを指差したら黙って料理が運ばれて来るのを待ちましょう。
かふぇぇでの朝食は高すぎて身の丈に合わないので通うのは主にこの店っす。
ボクが今住んでいる一ヶ月単位で借りられる「Huay Kaew Residence」からHuay Kaew通りに出て左。20メートルも歩けばあります。
Facebookもなけりゃインスタグラムをやってるとも思えないしボクはタイ語が読めないので店の名前も分かりません(笑)
タイのローカル食堂の飲料水

さて。この手の食堂に必ずと言って備え付けてあるのがこんな感じの飲水。
これの敷居が意外と高いです。
ついついお金を出してボトルに入ったミネラルウォーターを注文してしまいがち。
怖いんですね。お腹を壊しそうで。
ハッキリ言って慣れっす。
今では柄杓で水を汲んでコップに注ぎストローをチョンと刺すと言う一連の動作が自然に出来るようになりました。
たまにタイ人に言われます。
「オマエはタイの氷がヘーキなのか?」
やっぱり日本人の皆さんはこの手の水や氷を口にしない方が多いそうですが心配ありません。
最初のうちはお腹を壊したりしますが直ぐに慣れます。
人間は意外と丈夫に出来ているのです(笑)
どこか懐かしい感じの風景

注文したガパオライスがが運ばれて来ました。
ひゃー美味そう!こう言うのでいいんだよと思わず口に出ます(笑)
ガパオライスの注文の仕方から食べ方までも記事にしています。
タイの屋台や食堂でよく見かける「ガパオライス」その香ばしい香りとピリ辛な味わいに、ハマる旅行者は後を絶ちません。でも、実は「ガパオライス」という名前ではタイ人に通じないことをご存じですか?[…]
インスタになんか間違ってもアップ出来ないしフェイスブックで共有したところでバカにされるのがオチなので料理の写真を夢中になって撮るのは止めましょう(笑)
先日上げたカフェの朝食はアイスコーヒーを入れて合計250バーツ(約824円)それに比べるとぐぐっとお得な40バーツ(約130円)そして水は無料。
どちらを選ぶもアナタ次第ですが旅の経験値としては後者の方が格段にアップするし第一「タイに来ている!」と言う実感が湧きます。
チェンマイでの正しい朝食まとめ
ボクはどこの国へ行っても断然地元のローカルな店でご飯を食べ酒を飲みます。
時間を持て余す一人旅が多いのでそうした店での人との触れ合いを自然と求めているのかも。
またそうした触れ合いが偶然にも仕事に繋がったこともあります。
旅行中何度も通えば女将さんもちょっとした気遣いを見せてくれることもしばしば。
観光地やお土産のショッピングも楽しいですが心に残るのはやっぱりそうした地元の人との触れ合いなんですよね。
つかの間のタイ旅行です。
ご飯時ぐらいはチェンマイに吹くゆるい風に身を任せてローカル食堂で地元のタイ人達に混じりタイ料理を食べましょう!
初めてのタイ旅行は、持ち物選びで戸惑うことが多いもの。現地で何が買えて、何を準備すべきか分からないと、不安がつのりますよね。ボクは雑貨バイヤーとして28年間タイに通っています。初心者向けに、日本から持っていくべき必須アイテムと現地調達で[…]