アジアを自由に飛び回るエスニック雑貨屋の面白仕入れ旅日記!

インド旅行の持ち物!半年旅をして分かった本当に必要な物

先日半年にも及ぶインド旅行からバンコクに戻って来ました。

ボクはエスニック雑貨バイヤーと言う仕事柄インドとは20年以上の付き合いになります。

しかし半年にも及ぶインド旅行は初めての経験。

その長期に渡るインド旅行で気づいた日本から持っていった方が良い物について書きました。

これからインドを目指す方の参考になれば嬉しいです。

大体の物は現地で手に入ります

デリーの定宿近くの雑貨屋

結論から最初に書きますが大体の物は現地で手に入ります。

あれこれと心配して荷物が増えて重くなるとそれだけで移動が大変。

必要なものはその時に「現地調達」で済ませるのがインド旅行を快適にするポイントです。

なにしろインドは広く移動する際は想像以上に「気力」「体力」共に消耗します。

インド旅行は身軽なのが一番なのです。

ネパールからインドに入ったのは2023年の2月中旬。

そこから8月上旬まで約半年に渡りインド旅行をしたボクの経験からインド旅行に必要な日本から持って行った方が良い物について書きます。

インド旅行に絶対に必要な物

インドのメインバザールを走るリキシャ

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パスポート

これはもう常識ですね。

インドに限らず海外旅行をする際に絶対に必要なのがパスポートです。

パスポートは海外で唯一あなたの身分を証明する大切な物なので盗まれたりなくしたりしないようインド旅行の最中は肌身離さず持ち歩くようにして下さい。

また万が一のことを考えコピーを取りパスポートとは別に保管するようにして下さい。

インドは決して危険な国ではありませんがスリや置き引きなどと言う軽犯罪は日常茶飯事です。

パスポートを身体から離してしまいうっかり荷物と一緒に盗まれたりしないよう十分に注意して下さい。

インドのビザ(VISA)

インドのビザ取得はビザ申請の代行会社があるくらい初心者にはハードルが高いです。

しかしe-VISAと呼ばれるネットからの申請で取得できるビザは5年間有効で滞在可能な日数は180日。

最強と言っても良いビザでインドを旅行するならこのe-VISA一択です。

取得方法に関してはバックパッカーりゅうさいさんのブログが非常に参考になりボクもそのブログの手順で申請をし無事ビザがおりています。

非常に丁寧に書かれているのでりゅうさいさんのブログを参考にトライしてみて下さい。

焦らずに辛抱強くひとつひとつ入力して行けば必ずビザを取得出来ます。

アライバルビザと言う選択肢

インドのインディラ・ガンジー国際空港

インドと日本は友好関係にあり日本人に対しては特別にアライバルビザが取得可能です。

これはビザを持たずにインドに向かい到着した空港でビザを申請するものです。

2023年2月にインドに入国する際インディラ・ガンジー空港のイミグレーション係官に聞いてみたところしっかり機能しているようでした。

しかしネットでw-VISAが申請出来る以上アライバルビザはあまりオススメできません。

ボクも何度かアライバルビザで入国していますが突然のルール変更があるのがインド。

インターネットでビザ申請が出来る以上事前にe-VISAを取って行くのがベストな選択肢です。

現金とクレジットカード

現金は少額で構いません。

先にも書きましたがスリや置き引きと言った軽犯罪は非常に多いです。

多額の現金を持ち歩くのは賢い選択ではありません。

街の至る所にATMがあるので都度クレジットカードで必要に応じて引き出すのでが良いでしょう。

引き出し手数料が掛かりますが現金を持ち歩くリスクを考えたら安いものです。

また出来ればクレジットカードは最低2枚以上。

ボクが断然オススメするのは世界中の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティ・パスが付いてくる楽天プレミアムカードです。

空港での長い待ち時間もゆっくりとラウンジで過ごせるしアルコールを含め飲食は全て無料です。

年会費は掛かりますが年に数回でも空港を利用する方は直ぐに元が取れます。

また楽天プレミアムカードでは海外旅行傷害保険も付帯するのでその点も安心です。

インド滞在中は楽天プレミアムカードで問題なくインド各地のATMで現金を引き出せています。

海外を飛び回るボクの周りのバイヤー達も必ず持っているのが楽天プレミアムカードです。

海外旅行傷害保険は必須

楽天プレミアムカードに海外旅行傷害保険は付帯しますが旅行先はインド。

海外旅行傷害保険には絶対に加入して下さい。

ボクもインドで倒れて実際に2度の入院経験があります。

どちらも海外旅行傷害保険で事なきを得ました。

食あたりは日常茶飯事だし予期せぬ交通事故にあったりと突然のトラブルはインド旅行に付き物です。

安心してインド旅行を楽しむために滞在期間を網羅する海外旅行傷害保険に絶対加入しましょう。

楽天トラベルアシストで保険料を調べてみると「その他のアジア」「旅行期間31日」で調べたところスタンダードプランで12,540円。

インドを1ヶ月旅をするのにこの金額で安心が買えるのは非常に安いと思います。

実際にインドで倒れ入院した時の様子も記事にしてあります。

もちろんそんな経験をしなくて済むようインド旅行の際は体調管理に十分気をつけて下さい。

そして万が一に備え海外旅行保険を忘れずに!

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インドの病室

日本からインドに持っていった方が良いもの

インドのプシュカルのラクダ

それではここからは日本からインド旅行に持っていった方が良い物について書いて行きます。

他にも沢山の方が海外旅行の持ち物について書いている記事がありますが大体の物は日本から持っていく必要はありません。

なぜならばその殆どが現地で購入出来るものだからです。

例えばパジャマ。例えばビーチサンダル。例えばサングラス。

どれも日本から持って行く必要はありません。

必要だと感じた時に現地調達するのが荷物を増やさなコツです。

いたずらに荷物を増やすのは「気力」「体力」共に削がれるインド旅行にとってマイナスでしかありません。

ここではボクが半年間バックパック1つでインド旅行をした経験則から日本から持ち込んだ方が良い物を上げて行きますのでご参考下さい。

常備薬

持病や既往症をお持ちの方は必須です。

慣れないインドと言う国で使い慣れた薬は安心出来ます。

海外では日本で処方箋がないと買えないような薬でも手に入りますが効き目が強く出てしまうという方も少なくありません。

解熱剤や腹痛の薬などインドでも簡単に薬局で買うことが出来ます。

しかし「インドの薬は心配」と感じる方はロキソニン正露丸など日常使う常備薬は日本から持参して下さい。

また胃腸の弱い方やある程度年齢を重ねた方はインドのスパイスで必ず胃がやられます。

ボクもそれで苦しんだのでサクロン等の胃腸薬をオススメします。

それと忘れがちな「バンドエイド」

様々な場面で活躍するのでお薬袋のい中に必ず入れておきましょう。

コンタクトレンズ使用の方

インドの薬局でコンタクトレンズや洗浄液ももちろん手に入ります。

しかし直接目に触れるものなのでトラブルが起こると厄介です。

日本から使い慣れているものを持って行くのが良いでしょう。

目薬も日本のものとは全く違うのでそちらも併せてお忘れなく。

変換プラグ

スマートフォンが旅の必須アイテムとなった以上電源の確保は重要な問題です。

インドは240Vと電圧も違えばコンセントの差し込み形状も異なります。

到着したその日にスマホのバッテリーがゼロなどと言うことがないように日本から持参していくことをオススメします。

上記の変換プラグは差し込みが2つあるのでスマホとモバイルバッテリーを同時に充電出来るなどインド旅行の最中に活躍すること間違いなしです。

変換プラグは街中でも簡単に他に入り一個50ルピー(約80円)程度です。

日中に到着する方は現地で購入もありですが電源の確保はインド旅行の最重要課題となるので日本から持参する方が間違いないと思います。

インド旅行を考えている女性の方へ

飛行機の機内からの長め

女性の方はプラスしての準備が必要です。

どれも現地調達可能な物ですが日本から持って行った方が良いだろうと思うものを書きましたのでご参考下さい。

サニタリー用品

インド旅行に向かう女性の方はサニタリー用品をお忘れなく。

もちろんインドでも手に入りますが品質が全く違います。

それでなくてもインド旅行は様々な場面でストレスを感じる過酷な旅です。

少しでも快適に過ごせるように持参するのが良いでしょう。

化粧品に関して

化粧品類も同様にインドの薬局等で簡単に手に入りますがその中身について日本と同じということはありません。

普段遣いの化粧水や乳液など特に肌が敏感な方は日本から持っていく方が良いでしょう。

日差しが強く埃っぽい街ゆえお肌のトラブルは付き物です。

日焼け止めは汗や水に強い物がおすすめです。

ちなみに化粧が出来る環境ではありません

また季節にもよりますが暑い時期は化粧どころではありません。

気になる方は目深にかぶれるシンプルで折りたためるコンパクトな帽子をひとつ用意すると良いです。

通気性や撥水性を備え手洗い出来るこのような帽子が良いです。

ドライヤー

一泊100ドルを超えるようなホテルに宿泊する方はホテルに備え付けのドライヤーがあります。

しかしバックパッカースタイルで利用する様なゲストハウスには間違ってもドライヤーなどありません。

インドに到着したその日から使いたい方は軽量コンパクトでインドの電圧に対応したドライヤーを持参して下さい。

もちろんこちらもインドで簡単に手に入るので多少は我慢出来るという方は到着してから購入しても構いません。

髪をバッサリ切って身軽でインド旅行に向かうのが一番良いのは言うまでもありません。

日本の味・日本の調味料

インドで食べるふりかけご飯

これは半年間インド旅行をして痛感しました。

1周間や10日と言った短期旅行の際には必要ありません。

しかし1ヶ月を超えるようなインド旅行の場合は必須と言ってもいいでしょう。

特にかさばらず持ち運びに便利な「ふりかけ」「インスタント味噌汁」

また「永谷園のお吸い物」が優秀です。

パスタだけ茹でてもらってお吸い物をそのまま振りかければ立派な和風パスタになります。

味付け無しのお粥にしてもらいお吸い物を混ぜれば簡単で消化に良い食事を摂ることが出来ます。

インドはスパイスの効いた刺激的な食べ物が主流です。

体調が思わしくない時や疲れている時は食事を摂るのもしんどい時がありました。

そんな時に重宝するのがふりかけやインスタント味噌汁などの日本の味です。

当たり前ですが食べ物は食べてしまえば段々と減っていく物です。

旅の最後まで邪魔だなぁと思いながら持ち運ぶことはありません。

長期でインド旅行を考えている方は是非持参することをオススメします。

スマートフォン

スマートフォンはインドに限らず今や旅の必需品となりました。

普段使っているスマートフォンがSIMフリーであればインドに到着して現地のSIMを刺すだけで問題なく使えます。

SIMフリーでない場合は必ずモバイルwi-fiをレンタルして持って行きましょう。

安ホテルのwi-fiなどアテにならないことを肝に命じて下さい。

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デリーの安宿


グーグルマップで行き先を調べたり和訳を使ったりSNSにリアルタイムで投稿したり。

スマートフォンは手放せないインド旅行のアイテムです。

SIMフリーではないスマートフォンの方は絶対日本からモバイルwi-fiを持って行きましょう。

詳細は下記バナーよりどうぞ。

SIMフリーのスマホは現地に着いてからSIMカードを購入

デリーのインディラ・ガンジー空港であれば空港でSIMを販売しています。

しかし一般の旅行者が購入するにはハードルが高いです。

特に夜便で到着して街の携帯ショップが閉まっていたらアウト。

SIMカードの購入についての詳細は下記の記事にまとめてあります。

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デリーの携帯電話屋でSIMカードを購入


街中には沢山の携帯電話屋があるのでSIMカードの購入の心配は無用です。

昔と違いアクティベートも数分で終わり直ぐにネットに繋がります

昔のように面倒なアクティベートや次の日にならないと繋がらないなどという事も無くなりました。

1日1.5ギガ/28日間有効のSIMカードで299ルピー(約525円)

ボクは1日1.5ギガでは間に合わないのでプラス50ギガのデータ量を加算しています。

50ギガをプラスする金額も299ルピー(約525円)です。

ギガ不足になりインターネットに繋がらないと途端に旅が不便なものになります。

現地でSIMカードを購入しネットをよく使う方は50ギガのプラスアルファをオススメします。

日本でインドで使えるSIMを購入

インドは元よりタイやネパールと言った周遊するであろう国もカバーしたSIMカードが日本で購入出来ます。

出発時からこのSIMでネットに繋げるし何より現地に到着してからあれこれと煩わしくなくて良いです。

語学力に不安がある方などは事前に日本で購入することをオススメします。

モバイルバッテリーは必須

インド旅行の間大活躍するのがスマートフォンです。

しっかりしたモバイルバッテリーも併せて日本から持って行きましょう。

もちろんインドでも手に入りますが粗悪なコピー品まがいが多く信頼出来ません。

長時間の移動にも耐えられるようにスマホを複数回充電出来る大きめの容量の物を購入して下さい。

目安としては20,000mAh以上。

ボクは機内持ち込み制限内の30,000mAhの物を使っていますが今までスマホのバッテリーが無くなり困ったことは一度もありません。

またモバイルバッテリーは機内持ち込みが必須で預け入れ荷物には入れてはいけない物なのでご注意下さい。

機内持ち込み可能なモバイルバッテリーは一般的に100〜160Wh(27,027〜43,243mAh)が2個までです。

航空会社によっても違いますが20,000〜30,000mAh当たりの容量のものがインド旅行に適しています。

スマートフォン同様インド旅行の最中はずっと使用するものなのでアンカーなどの信頼の出来るモバイルバッテリーを購入して下さい。

下記のアンカー制モバイルバッテリーでiPhoneを4回程度充電出来ます。

服装について

インドのメインバザールと牛

インドは暑いと言うイメージがあるかもしれませんが10月の後半ぐらいからぐっと気温が下がり11月には最低気温が1桁という日も珍しくありません。

冬場のインドに向かう方はTシャツ以外に中に着る「ヒートテック」「ウルトラ・ライトダウン」等のかさばらない防寒対策を必ず用意して下さい。

デリーの今ノートプレイスにもユニクロはありますがボクが旅をした2月中旬から8月初旬にかけては季節が夏なので防寒着の確認はしていません。

冬のインドを旅行する方は予めコンパクトな防寒着を日本から持っていく事をオススメします。

暑さはエアコンの効いた場所で過ごすなり薄着になるなどして対処出来ますが寒さを凌ぐのは着るしかありません。

寒さと空腹は気力体力共に消耗します。

「気力」と「体力」はインド旅行をする上で最低限必要なマインドです。

この2つの内どちらか。もしくはどちらも削られるのがインド旅行。

冬時期のインドではヒートテックとウルトラ・ライトダウンが必須です!

カメラについて

インド人はセルフィーや写真を撮られるのが大好きです。

スマホでもスナップ写真は撮れますがどこかで見たような写真を量産しがち。

カラフルでエキサイティングなインドを切り取るにはデジタル一眼レフがオススメです。

スマホとデジタル一眼レフカメラはどのように違うのか?

海外旅行に持って行くカメラはスマホで良いのか?

こちらの記事でボクなりの考えをまとめました。

どうしようか迷っている方は是非ご一読下さい。

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サリーを着たインド人の女性

インド旅行の持ち物まとめ

インドのカラフルな女性

もう一度書きますがインド旅行で一番大切なのは「気力」と「体力」です。

あれこれと要らぬ心配をして準備をしてみればバックパックは荷物でパンパン!

これでは広いインド国内を移動するのに苦労します。

ほとんどの物は現地で手に入るので必要だと感じた時に現地調達が基本です。

アマゾンのジャングルにでも行くとなれば話は別ですがインド旅行に限らずタイやネパールなどボクは常にその考え方で荷物は最小限にしています。

旅は身軽なのが一番です。

そこが喧騒渦巻くカオスなインドとなれば尚の事。

インド旅行へ向かう皆さんにとって本記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

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