アジアを自由に飛び回るエスニック雑貨屋の面白仕入れ旅日記!

糖尿病のインスリン注射を求めてチェンマイの病院をトゥクトゥクではしご

チェンマイ・ラーチャウェート病院

チェンマイのラーチャウェート病院入口

糖尿の薬も切れた事もあり今日は病院へ。

ついでに調子の悪い胃腸も診てもらおうと思います。

日本語が通じるラーチャウェート病院でレントゲンと触診。

シリアスな病気は隠れていないでしょうとの見立てでとりあえず安心。

胃腸が動く薬を処方されました。

診察代がヤケに安いなと思ったらなんと!インスリン注射が普通の注射器でビビる(笑)

無造作にドサっと袋に入っていました。

痛いやつやーん!これ!!

毎日のことなのにコク過ぎるやーん!糖尿持ちには本気の辛みっす。

糖尿病の薬代は高い

ここチェンマイでも日本語が通じる病院がいくつかあります。

医療水準はオラが街塩釜シチーよりも進んでいるかも?これは嬉しい誤算。

前回バンコクで受診した際は1ヶ月分の糖尿の薬を貰い50,000円を超え腰が抜けそうになりました(笑)

今回よく話を聞いて分かったのは痛みのないペン型のインスリン注射が一本6,000円以上もすること。

ボクは後天性の2型から先天性の1型に変わる「緩徐進行型」と言う厄介なパターン。

死ぬまでインスリン注射が必要な身体。 病院と製薬会社に多大な貢献をしてる気がします。

チェンマイのラーチャウェート病院内

ラーチャウェート病院は痛みの少ないペン型のインスリン注射器の取り扱いが無いミドルクラスの総合病院。

ローカルの方も沢山来ておりました。

つまりそう言う事でタイでは自分で医療のレベルを選ばなければなりません。

普通の注射器でインスリンを打つのは避けたいのでペン型のインスリン注射器を探しにチェンマイで一番大きいであろうバンコク病院へ行ってみることに。

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トゥクトゥクの運転手との値段交渉

チェンマイのトゥクトゥク

例えば病院もそうですがホテル前や観光地など人が集まる場所で網を張っているヤツにロクなやつは居ないと言うのが持論です。

声を掛けてみると案の定4キロほど離れたバンコク病院まで200バーツ(約680円)だと胸を張ります(笑)

たけーよ!それだったら乗らねーよ!!そう言って踵を返し歩き始めました。

「ミスター!ミスター!!150バーツ(約510円)ならどうだ!?」

まだ振り返ってはいけません。聞こえない振りをしてスタスタと歩を進めます。

ぶろろろろ〜ん!ミスタァぁあぁ!トゥクトゥクの追いかけて来る音と運転手の叫び声。

この辺りで振り返り再度交渉。

バンコク病院まで100。そしてホテルまで100の合わせて200バーツ(約680円)それ以上なら乗らない。

病院の前でスマホをいじって1日が終わるかオマエが欲しかった200バーツを稼ぐのか考えろ!

ぐぬぬぬぬぬと運転手が黙り込み小さな声で220バー…

言葉を遮り乗らないと告げまた歩き出す素振りを見せる←ここが勝負の山場です。勝つか負けるかは店のみぞ知る!(笑)

「オーケーオーケー!!200バーツオーケー!!!」

ここでやっと交渉成立です。やれやれ。

具合が悪い上に慣れないタイ語でここまでやるのは相当疲れます。

トゥクトゥクと値段交渉成立!その後

もう言い値で乗ってしまおう。大した金額じゃない。

そう何度も思いましたが「今後」同じ様にボッタくられる日本人が出ない為。

そして日本代表(のつもり)としてのボクのプライドや経験値の為に体を張りました(笑)


トゥクトゥクは病院の待ち時間を含め二時間半ほど拘束 。

「遊びに来たのか?チェンマイはオンナが綺麗だからな」とニヤつく運転手。

バカ。こんな時に遊びに来る観光客がいるかよ!?仕事だよ仕事!でも色が白くて確かに綺麗な子が多いよなーニヤニヤ←ここ大事なところ。

大分打ち解けます。スケべ話は世界共通(笑)

チエンマイにあるバンコク病院到着

チェンマイのバンコク病院

そしてたどり着いたバンコク病院。規模も内装もぐぐーんと上がり当然料金も。

ハイクラスですね。当然患者も少なくなります。

チェンマイのバンコク病院に飾られる絵画とグランドピアノ

なぜに壁にデカイ油絵が飾ってあるのか?

だだっ広いフロアになぜグランドピアノが置かれているのか?

深く考えてはいけません。

ここはハイクラスの者だけが来ることを許されるバンコク病院!

ざっつおーるでございます( ꒪⌓꒪)

噛み合わない会話

ん?ちょっと待って!チェンマイなのにバンコク病院?バンコクにもあるバンコク病院?

首都の名前勝手に使っていいもんなの?私立病院なのに?


受付で問診票を記入する時に結構ややこしくなってアタマ抱えたぞ!チェンマイにあるバンコク病院(笑)

「過去にバンコク病院に来たことは?他で糖尿の診察を受けたことはありますか?」

はい。バンコクの病院で受診しています。

「ぇ?バンコク病院ですか?」

違います。バンコクにある別の病院です。

「バンコク病院ではないバンコクの病院ですか?」

はい。バンコクにあるなんて言ったかなー?スマホポチポチ検索。

言葉の壁が厚いっす(笑)


ボクの英語がインチキだから尚のこと話が迷路に迷い込みます。

会話に慣れている風の受付のオトコ。ところがコイツも中々どうして(笑)

「ボク英語得意なんです的なガッチリ文法を使う人」これだったんです。伝わるかな?(笑)

インチキ英語VS英会話慣れてる風英語。

試験に出ないからフランクに分かりやすく話せやこのインテリめ←

話しはちょいちょい迷路に入り込んで当然。

どんな言語も一緒ですが本当に出来る人はレベルを合わせて話してくれます(笑)

バンコク病院の先生の見立てはあまりにも体重の減少が激しいので糖尿もあることだし血液検査をしましょうと言うことに。

病院のミドルクラスとハイクラス。そのお値段の差

1件目のラーチャウェート病院はお会計がインスリンの注射器込みで1,830バーツ(約6,200円)インド人も踊り出す安さ!ナイスです。

はい。バンコク病院来たよ来ましたよー。

ペン型のインスリン注射器を一本だけ貰い3,168バーツ(約10,500円)今度はボクがぐぬぬぬぬぬ。

糖尿などの既往症はもちろん旅行保険の適用外。

しかし日本での納税義務を死守していれば住民票を抜かない限り海外でも日本の健康保険が適用されます。

一旦は全額負担となりますが病院で専用の書類を作ってもらい日本で申請すれば3割負担でマニーかんばーっく!

日本の保険制度ホントに凄い!!

トゥクトゥクは待っているのか

昼寝をするトゥクトゥクの運転手

おハイソなバンコク病院での診察を1時間ちょっとで終え「トゥクトゥクは待ってるのかな?」と訝しげに駐車場に戻ってみるとちゃんといました。

「ちゃんと」なのかどうか。少々疑問が残る待ち方ですがこうです。南国はこうなんです(笑)

バンコクのトゥクトゥクと違い座席をリクライニング出来る物に変えてあるのは知りませんでした。

チャンマイのトゥクトゥクをよく観察してみると大体がそうです。

のんびりしてますなぁ田舎は(笑)

既にチェンマイ滞在は10日を超えていますが何ひとつ仕入れてません。

何しに来たのかそろそろ疑問。これは難問。嗚呼(笑)

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